初めに 

言語を学習する方法は様々ありますが、今回は国内でレッスン形式で習得する方法について解説していきます。

レッスン形式は、複数回にわたる講座に出席し、語学習得を目指します。留学で習得する場合と異なり、国内でのほかの活動と両立することができます。

また、留学の場合、帰国後は全くその言語を使用する機会がなく、せっかく習得した言語も使えなくなってしまうというケースも多々ありますが、レッスン形式であれば、自分が望む限り学習を継続することができます。

また、参考書等で自習形式で習得する場合と比べると、実際の会話を伴う分、より実践的な語学力が身につきます。

手軽で効率的なレッスン形式ですが、すぐに話せるようになったり、誰でも語学が堪能になるわけではありません。そこで、レッスン形式で語学を学習することについて見ていきたいと思います。

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どんな人がレッスン形式で学んだほうがいいの? 

実践的な会話を通して、効率的に語学を習得することができるレッスン形式での学習ですが、当然誰もがレッスン形式で語学学習をするわけではありません。いつまでにどのレベルに到達したいかによって語学の学習方法を選択すべきです。

何らかの目的意識を持って、語学学習を決意すると思いますが、その目的を果たすには、いつまでにどの程度の語学レベルが必要でしょうか。

与えられたトピックに対してディスカッションができるレベルに数か月程度で到達したいならば、留学がベストな選択でしょう。

一方、テストや文献を読むのに不自由しないレベルで十分ならば、参考書等を用いた自学自習が効率的でしょう。レッスン形式で習得できる語学レベルは、日常会話から簡単な議論ができる程度です。

また、結果がすぐに出るわけではなく、数年間継続することでようやく、他の人の発言の大意を理解できたり、自分の言いたいことを表現できるようになります。

自分に求められる語学レベルが、どの水準にあたるのかを認識して、計画的に語学学習の手段を選択しましょう。 

また、誰もがレッスンを受けるだけで語学を習得できるわけではありません。

ほかの手段に比べて、長期間にわたり継続してレッスンに参加する必要があるため、勤勉で真面目である人が、レッスン形式での学習を選択しています。

授業やアルバイトの合間を縫って、週1・2回のレッスンに参加し続けます。また、参加するだけでなく、その時間を実りあるものにするために予習復習を行うなど、主体的に学ぶ必要があります。

さらに、授業は限られた時間なので、時間外での自学自習も必須になります。

勉強だけでなく、映画を吹き替えではなく、その言語の音声で観たり、その言語で歌われる音楽を聴いたりと、語学学習を楽しむ姿勢も重要かもしれません。

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国内レッスンのメリット・デメリットは? 

レッスン形式で学習することには、メリットもあり、デメリットもあります。

メリットは、ほかの活動と両立しながら実践的な語学スキルを習得できる点です。

海外留学となると、その期間は大学やアルバイトなどの活動を中断する必要があります。しかし、国内で学習するならば、そうした活動と両立しながら語学学習を進めることができます。

また、参考書等で自学自習をする場合と比較すると、実践的な会話力を身に着けることができます。参考書だけの学習だと、文法や単語の知識は拡充し、読み書きの能力は向上しますが、自分の言いたいことを表現する能力は養われません。 

一方で、デメリットは語学習得に時間を要する点です。授業やアルバイトの空いた時間で、週数回の講座に参加するというレッスン形式だと、集中的に学習する時間をとることができません。

そのため、思ったように語学習得が進まず、5年間近くレッスンに通ってもほとんど話せない人もいます。

結果、合計のレッスン費用が、留学に行くよりも高くなってしまうということもあります。いつまでにどのレベルに到達する必要があるのかを意識し、積極的に学習する必要があるようです。

国内レッスンにかかるコストはどのくらい? 

留学に比べると安価で挑戦しやすいレッスン形式での学習ですが、実際はいくらかかるのでしょうか?

最も一般的な英会話レッスンの場合を見てみましょう。英会話のマンツーマン指導の場合、各社で価格は異なりますが、1時間当たり1万円程度が相場であるようです。

複数名のグループレッスンの場合、その半額の1時間当たり5000円程度のようです。

マンツーマン指導を週1回、1年間続けた場合、必要な費用は48万円になります。1年間継続すると、短期留学に行くことができるくらいの金額を消費することになります。 

意外と高額なレッスン形式ですが、近年はオンライン語学学習サービスも充実しています。オンラインレッスンならば、わざわざ教室まで通う必要がないだけでなく、費用も安く抑えられます。

料金形態は様々ですが、月5000円程度でオンライン授業を受講することも可能です。

実際に対面で学習した場合と比べると、会話の細かなニュアンスを感じることができないといった問題はありますが、オンラインでも十分に会話を学習することができます。 

いずれの方法で学習するにしても、レッスン形式だと1年間程度は継続しないと日常会話ができるレベルには到達しない、ということに注意する必要があります。長期継続したことを考慮したうえで、必要な費用を計算するようにしましょう。

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国内レッスンサービスを紹介! 

先述しましたが、対面レッスンとオンラインレッスンがあり、双方に様々なサービスが用意されています。

まず、対面レッスンサービスの一部を紹介します。

イーオン(1レッスン40分・7800円 )、ベルリッツ( 1レッスン 40分・7660円 )、ECC( 1レッスン 80分・16274円 )、ノバ( 1レッスン40分・5000円 )、GABA (1 レッスン40分・ 7100円 )など、授業時間も価格も様々ですが、各社とも比較的高価になっています。 

続いて、オンラインレッスンサービスの一部を紹介します。

DMM英会話(毎日25分4950円)、レアジョブ(毎日25分5800円)、ベストティーチャー(月額9800円)など、対面形式に比べると料金は低めに設定されています。

最後に 

国内でレッスン形式で語学を学習する方法について解説してきましたがいかがでしたか。

語学習得には様々な手段があり、それぞれの方法は一長一短です。自らの目的に合わせて最適な学習方法を選択するようにしましょう。

また、費用や時間、他の活動との両立といった現実的な要素も関わってきます。

なかなか自分一人で決断するのは困難ですが、常に自分が本当にしたいことは何であるかを念頭に置いたうえで、後悔のないよう意思決定するようにしましょう。

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