
【JEEK MVP受賞】13.5億の企業価値をつけたゴロー社の新規事業を0から生み出したインターンとは!?
社長もインターン経験者?活躍するインターン生に共通する気づきとは。
須田:この度は稲垣くんのインターンMVP、並びにゴロー社のユナイテッドグループ入り、おめでとうございます!いいところでタイミングが重なったね。
花房&稲垣:ありがとうございます。
須田:インターンMVPについては自分がメイン審査員をやったんだけど、まあ、稲垣くんはダントツでしたね。このあたり、ご本人の姿勢や努力もあるだろうし、花房くんの環境づくりもあると思うので、このあたりを是非詳しく聞きたいね。まず、稲垣くんは大学1年生からインターンをはじめてたんだよね?
稲垣:はい。上智大学理工学部の1年だったのですが、前期で何となく大学生をやり尽くしたというか、大学生活このままではマズイと思って、夏休みからインターンを探しました。
須田:これまた、気づくのが早いなー(笑)。ちなみに花房くんも学生時代ピクスタでインターンしてたよね。
花房:僕が気づいたのは大学3年でしたね。それまでは飲食店で死ぬほどバイトして月15万稼いでました。あ、ちなみに、私もまだ休学中の横浜国立大学の学生です(苦笑)。
須田:あ、そうだった(笑)。稲垣くんはどういう経緯でゴロー社に入ることになったのかな?
稲垣:JEEKのインターン説明会に参加しまして、ゴロー社を推薦してもらいました。他にも教育系ベンチャーを受けたりしたのですが、ゴロー社はすぐ内定が出たので、ゴロー社に決めました。
花房:初めて稲垣に会ったときはサイコパスかと思いました(笑)。何か1年生なのにやけに受け答えがしっかりしてて。当社はちょうど事業転換の最中でこれから新しいサービスを立ち上げるところだったので、ちょっと不安だったのですがスピード重視で内定を出しました(笑)。

インターン生の急成長を生み出した、上場企業直伝のシンプルな仕掛け
稲垣:社長とインターン生4人という組織だったのですが、僕は社長の隣でいきなりメディアの立上げという仕事でした。 夏休みだったのですが、いきなりフルコミットでしたね。ライターさんにたくさんの記事を書いてもらってそれを編集して。 どのようにしたら収益が上がるかを考え実行しながら、取引先との交渉などもして、気が付いたらどんどん仕事の幅が広がっていました。
須田:仕事のスタートダッシュがすごいな。いきなり何でそんなに働いたの?
稲垣:隣の社長がもっと働いてるんですよ(苦笑)。しょうがないですよね。毎日朝9時にきて、夜中まで、、、
須田:花房くんは六本木オフィスの頃からお泊り有名だったよね(笑)。
花房:六本木はソファがあったのでダニがいないんだけど、渋谷の床にはダニがいるんですよ(苦笑)。
稲垣:床に寝てたんですけど、ダニに刺されるんですよね(笑)。軽く体調崩しました。
須田:俺は昔、ダニに刺されないように床にダンボールひいてたけどね。ま、この話はいいや。こんな悪環境でよくも成長出来たね(笑)。
稲垣:社長含め関わっているメンバーと年齢も近いので、何となくテンションも近いし、社長とはすぐ隣で分からないことはすぐ聞けるし、いい環境でしたよ。分からないことがどんどん分かるようになってくるし、自分が成長している実感がありましたね。
花房:自分もピクスタのインターンの時は、古俣社長直下で営業統括をやってたのですが、吸収力の高い学生は近くに置いておくとどんどん成長していくと思います。成長すると更に難易度の高い仕事も任せられるようになるので会社も成長します。
ゴロー社自体、僕が学生起業ということもあり、ずっと学生インターンを受け入れてきました。これまで60人ぐらいは出入りしていますが、やはり長時間コミットできる人が一番成長しますね。
でも、稲垣は途中でコミット薄くなるときあったよね。夏休みフルコミットだったのに学校始まったらなんかコミット薄くなる、みたいな(笑)。
稲垣:それでもなんとか学業とのやりくりをしていました。
須田:理系の学生にはなかなか難易度高いよね。
花房:その後も「辞める」と言い出したときもあったよね。11月とか冬だったかな。もうその時は稲垣は頼りになる戦力だったので辞められたら困りますよね、必死で慰留しましたよ。ただ一通り自分から言ったけど、辞める意志は固そうで、これ以上自分から言っても無駄だと思って、第三者的に外部のアドバイザーの方から口説いて頂きました(苦笑)。
稲垣:最初の2ヶ月ぐらいのサービス立上げはとても刺激的で面白かったのですが、急成長の後、サービスが安定成長に入ってちょっと悩んでたんですよね。物足りないというか。だけどサービスの継続成長を見れる経験って貴重だぞと諭されまして、会社に残ることにしました。年明けからまたしっかりコミットしていこうと。

学生が成長する企業=インターン活用が上手な企業 そのポイントは?
須田:お二方、最後に伝えたいことがあれば。
稲垣:学生は自分が成長できる場所でインターンすべきですね。ポイントは3つで、「成長している」「社長との距離が近い」「裁量権を与えてくれる」だと思います。
花房:上場企業のユナイテッドグループ傘下になりましたが、引き続き、少数精鋭な成長できる環境をご用意しているのでやる気のある学生は是非どんどん会いたいです。また、起業志望の学生も大歓迎です。自分自身はエンジェル投資もしてスタートアップのエコシステムに貢献したいとも考えています。
稲垣:はい。実は自分もゴロー社は既に10月14日に退社していまして、起業を予定しています。
須田:辞めてるんかい!!(笑)
稲垣:今はメンバー集まってていい感じなので、引き続き、関わって頂ける方などいましたら連絡ください!
須田:花房くんは稲垣くんのエンジェルにはならないの?
稲垣:マジョリティ(過半数)よこせって言われたので断りました(苦笑)。
花房:ディールブレイクですね!(苦笑)
