JEEK(ジーク)では、インターンシップを募集する企業がついに1,000社を超えました。

そして、世の中には常に何千記事もインターンに関する募集があります。

その分、学生にとっては選択肢が増えたともいえますし、選択が難しくなったともいえます。

たくさんのインターン募集の中から、一体どのように応募する企業を選べば良いのでしょうか?JEEK(ジーク)の相談会でお話しさせていただいている一部をご紹介させていただきます。

インターンシップを選ぶ前に...?

長期インターンに参加する目的を考える

長期インターンは、企業・会社によって業務内容も様々です。

豊富なコンテンツがあるために、それぞれのインターンシップで得られるものは当然異なります。

したがって、自分の目的に合った長期インターンを選択することが、充実したインターンを叶えるポイントなのです。

さらに、目的を明確にしておくことで、志望動機や自己PRも書きやすくなるというメリットもあります。

業界の絞りすぎはNG

インターンを選ぶ際に、興味のある業界や企業から始めるのは構いません。

しかし就活初期段階は、自分の知っている企業を志望する傾向があります。したがって長期インターン等の機会をうまく活用し、視野を広げておきましょう

選択肢としてあらゆる業界について知っておくことは、自分の可能性を広げるためにも重要です。

長期インターンでは、興味のある業界について深く知ることもできます。広い視野と深い知識は就職活動で必要なことです。

難関と呼ばれる企業も受けてみよう

長期インターンは就職活動の準備期間に、実力試しや練習・経験を積むためにするという学生が多いです。昨今では全大学生の7割がインターンシップに参加しています。

しかし長期インターンシップに参加している学生は少なく、開催している企業も少ないです。したがって長期インターンシップを開催している企業は、倍率が高い企業であることも多々あります。

そんな人気が高い企業や選考が難しい企業は、「受からない」と思ってもチャレンジしてみましょう。厳しい選考に慣れておくことは、就活本番のための練習にもなります。

条件面の確認を忘れない

長期インターンシップで報酬がないことはほぼないと言えます。

なぜなら、インターン生が作成した資料であっても、クライアントに提出した場合、企業の業務を果たしたこととなり、給与を支払わなくてはいけないからです。

交通費を含めた、このような労働条件については、確認を怠らないようにしましょう。

企業の絞り方!

自己分析!自分が興味のあることは?

あなたが興味があることは何でしょう?好きなものは何ですか?趣味がない方でも、興味があったり好きなものやことがあれば、それについて詳しく分析してみてください。

寝ることが好きな方は、寝心地のいい枕を作る会社で、いかに枕が大切かを伝えたいといった理由で営業職が向いているかもしれません。

このように志望業界や職種が明確でない方は、興味があることを軸に選んでみてください。

目的別、オススメの企業規模

では、長期インターンに参加する目的として、一般的にどのような目的が考えられるでしょうか?主に4つあります。

⑴業界研究がしたい

来たる就職活動のために、業界研究を始めたい学生の方々も多いのでは無いでしょうか?

業界研究といっても、業界はたくさんあり、業際と言われる複数の業界にまたがってビジネスを行う企業も存在します。

そのような複雑な分野で業務を行なっている企業など、説明を聞くだけでは理解できないことが多いです。

長期インターンシップではそのような理解が難しい業界や企業で実践的に理解を深めることができます。

⑵実力を試したい

独学でプログラミングを覚えた方、英語が得意な方、デザインが好きな方等々いらっしゃいますよね。

将来自分のスキルや好きなことで活躍したい方は、自分の実力を試すことによって軸が定まることも多いです。

このようにスキルを試したい方は、ベンチャー企業でのインターンシップに参加することをおすすめします。

実際の業務を行い、自分のスキルが業界でどれほど通用するのか試すことができます。さらに長期であるため、足りていないスキルや知識を学ぶことができます。

⑶起業したい

近年、学生起業家と言われる同世代の方が増えて来ました。

学生のうちに企業したい方や、卒業後すぐに企業したい方におすすめするのは、少数精鋭のスタートアップ企業です

創業間もない企業や会社であれば、学生の責任ある仕事への裁量が大きいです。さらに、常に社長のそばで働くため、起業するにあたって必要なスキルを学ぶことができます。

⑷企業について知りたい

就職活動を控えた3年生や、就職活動を終えた4年生以外にも、長期インターンに参加することができます。

特に1・2年生から長期インターンシップに参加することで、早いうちから社会人経験を積むことができます。

このように経験を積んだり多岐にわたる知識を身につけたい方は、大手でなくとも大企業や大きめの企業での長期インターンシップをおすすめします

動き出しの早い学生や、就活を目前に控えた3年生とともに、実際の業務に当たることで自身の経験値を高めることができます。

期間や形式について確認する

大学生は学業が大切です。

授業で忙しい中、「実践的な長期インターンに参加することは難しいんじゃない?」と感じる学生の方も多いのではないでしょうか?

長期インターンシップを開催している企業はすでに何年もインターン生を募集している企業であることが多いです。

したがってインターン生の受け入れ態勢が整っており、授業や就職活動などの私用とのバランスを比較的取りやすいといったメリットがあります。

それでも最低勤務時間と勤務日数はあるので、期間などはきちんと確認することをおすすめします。

憧れの人や企業はどこ?そこにいた人と働いてみよう!

学生のうちから起業した、学生起業家に憧れている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

他にも幼い頃から憧れていた職種や企業がある方もいらっしゃるでしょう。

そういった方は、就職活動が本格化する前に憧れている人が働いている企業でインターンを経験することも良いでしょう。憧れなのか、本当にやりたいことなのか明確になります。

上司はどこの企業出身か?

大手企業はあまり長期インターンシップを開催していません。企業によっては短期インターンシップも開催していません。

そんな中人脈を作ったり、情報を得るためには、会社説明会以外にも選択肢はあります

働きたい大手企業からベンチャー企業に転職した社員がいないか調べましょう。

その社員が、現在働いているベンチャー企業でインターンシップに参加することで、その大手企業についての情報を得ることができる可能性があります。

元インターン生の進路は?

元インターン生の進路の情報は、インターン先を選ぶ際の大きなポイントとなります。

あなたが将来やりたいことに近いことを、現在やっている元インターン生がいれば、インターンでの情報を聞いてみましょう。

最後に

いきなり求人記事からインターン先を探しても、膨大な情報量に圧倒されてしまいます。

本コラムを参考に、就職活動の練習のためにも、効率的な企業選びの仕方を覚えましょう。

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