JEEK(ジーク)でご紹介している長期インターンシップの多くは有給ですが、短期インターンシップで有給(報酬あり)のものは少ないです。
では、なぜ短期インターンシップの多くは有給(報酬あり)のものが少ないのでしょうか?
また、報酬ありの短期インターンシップは一体いくらもらえるのでしょうか?
短期インターンシップはなぜ無給(報酬なし)?
短期インターンシップの多くは労働ではない!
ー労働とは?
上記にも「短期インターンシップの多くは労働ではない」とありますが、そもそも「労働」とはなんなのでしょうか?
ここでいう労働とは、「成果を伴うもの」だと考えていただければといいのではないかと思います。
実際に働き企業の利益に貢献することで、労働の対価を与えられます。
アルバイトをするときも、実際に接客や調理などをすることでお店の利益に貢献していますよね。
インターンでも同じことで、実務を通して企業に利益を生み出すことを「労働」と考えましょう。
ー給料ではなく、経験が報酬!
短期インターンの目的は、給与をもらい実務経験を積むことではなく、「就業体験」をすることです。
内容もグループワークやディスカッション、説明会など、成果を伴わないものになっています。
現に、学校が単位認定しているものや、一般企業が募集している短期インターンは無給であることが多いです。
しかし、期間が短いため、無給でも参加しやすいのが短期インターンの特徴です。
就活の雰囲気を知り、企業・業界研究を体験できると思えば魅力的なのではないでしょうか。
また、最近では、給与は支払われないながらも、交通費や宿泊費が支給される短期インターンも増えてきています。
短期インターンを開催する企業が増えてきたのに伴って、差異化を図る企業がでてきたのです。
東京以外の地域に住んでいる学生にとっては、交通費や宿泊費が大きな懸念だと思いますが、近年では、このように学生の負担がほとんどない短期インターンも出てきています。
「就活への意識を高めたい」「もっと企業や業界について知りたい」「就活仲間がほしい」という方は、積極的に短期インターンに挑戦してみてはいかがでしょうか。
長期インターンシップは基本的に労働である!
短期インターンは「職業体験の一環」という話をしましたが、その一方で長期インターンは基本的には「労働」です。
どのような違いで給与の有無につながっているのか、見ていきましょう。
ー実際に業務を行う!
さきほど、短期インターンシップはグループワークやディスカッション、説明会などを行うことが多い、と言いました。
しかし長期インターンでは、企業で実際の業務を行います。
その内容は営業やマーケティング、エンジニアなど、多岐に渡っています。
実際に社員と同じように働き、成果を生み出すためその対価として報酬が与えられるのです。
ここで、実際の長期インターンの給与の相場を見ていきましょう。
ー時給の相場
JEEK(ジーク)に掲載している企業の平均時給は1,084円でした。しかし、「インセンティブ」といって、活躍した学生の時給をアップさせるシステムをとっている会社が多くあるため、実際にはこれよりも平均時給は高いと言えます。
また掲載企業の中には、時給が1,500円を超えるところもあります。
このように、企業によって変動はありますが、インターンの時給の相場は約1,000円と考えておくと良いのではないでしょうか。
ちなみに、2017年4月現在、新宿区のアルバイトの平均時給は1,069円です。
少し前までは「インターンは稼げない」というイメージがありましたが、今やアルバイトと同等、もしくはそれ以上の給与をもらえるのです。
ー月給の相場
月給になると、どのくらい働いたかによって差が出るため、相場は一つの基準として考えていただければと思います。
ちなみに、JEEKに掲載している企業で月給制をとっている会社は、月4万〜20万と、給与の幅に開きがありました。
時給1,000円で週3日、15時間働いている学生の場合、月給は60,000〜70,000円くらいになります。
このくらいの額を一つの目安として考えていただいても結構です。
報酬ありの短期インターンシップ、有名な企業は?
2016年版、報酬ありの短期インターンシップ一覧!
2016年度の短期インターン開催企業で、報酬を設けていたところをいくつか紹介します!
・DeNA
期間:3日
報酬:5万円
StuDEV for Game
DeNAを代表するゲームエンジニアと共に、リアルな課題を解決するインターンシップです。
「おもしろい」を実現する、ゲームエンジニアの醍醐味を体感できます。
・グリー
期間:2日
報酬:2万円
少人数でチームを組み、革新的なインターネットサービスの企画・モックアップ開発に挑みます。
セミナー・グループワーク・プレゼンテーション・懇親会が用意されており、優秀チームは社内イベントや勉強会などに特別に招待されるそうです。
・VOYAGE GROUP
期間:7日
報酬:5万円
Frontier
1週間かけて、新規事業を立案するインターン。
チームに分かれて本気で新規事業を創り出します。優秀なプランは実際に事業化される可能性もあり、密度の濃い1週間を送ることができるはずです。
・ワークスアプリケーションズ
期間:20日
報酬:16〜50万円
今後のキャリアで最も重要になるといわれる「ゼロから1を生み出す能力」を追求し、実践していくプログラムです。
後輩におすすめしたいインターンシップで6年連続No.1を獲得している、学生にも人気の短期インターンです。
もっと短期インターンに関する情報を知りたい!という方は、お気軽にJEEKにお問い合わせください。
最後に
いかがでしたか?
短期インターンシップは給与ではなく「体験」を目的としている一方で、最後に紹介した企業のように報酬を与えられる短期インターンもあるということをわかっていただけたでしょうか。
様々な仲間と多様な経験をして、なおかつお金ももらえるなんて、いいことづくめですね!
やってみたい!と思った方は積極的に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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