短期インターンシップに参加すれば内定がもらえる、いい経験になる、と世間では言われています。しかし、必ずしも参加すれば内定がもらえるわけではないですし、良い経験ができるわけでもありません。
では、どのような心構えで臨めば、短期インターンを内定につなげたり、良い経験になるのでしょうか?
インターンを良い経験に。最低限の心構えは?
インターンをより実りあるものにするための、最低限の心構えを紹介します。どのような姿勢で臨めば良いか、学んでいただければ幸いです。
自主性を持つ
インターンで実際に業務やワークを行う際に、「なぜこの作業をしているのか」を考え感じ取り、自主的に行動できる学生は短期間の中でも大きく成長します。
企業も、1から10まで教えてくれるわけではありません。
自分で考え行動できる学生の方が成果を残すこともできるでしょう。
受け身の姿勢はやめる
「主体性を持つ」というところにも通じますが、受け身の姿勢では得るものは最低限になってしまいます。自ら仕事を求め、行動することが大切です。
「教えてもらう」のではなく、「自ら聞きに行く」ということを意識し、積極的に社員ともコミュニケーションを取ると良いですね。
目標設定をする
インターンの前に目標を決めましょう。目標のないインターンでは、「結局自分はどう成長できたのか」というところが曖昧になってしまいますし、苦しいときの踏ん張りもきかなくなってしまいます。
目標はなんでも良いと思いますが、簡単に達成できるものではなく、少し負荷がかかるくらいにすると自分のベストパフォーマンスにつながるのではないでしょうか。
必ずやりきる
せっかく選考を突破したのですから、「やりきる」ということは意識して取り組まなければもったいないです。
結果にこだわり、自分の持っている力を出し切ることに意識をむけましょう。
インターンというチャンスを内定につなげるためにできることは?
学生の人柄
企業は、その学生のスキルや能力も見ていますが、人柄も重視しています。
そのインターンシップの間だけ良い人柄になる、というのは厳しいので、常日頃から以下のことに留意してみてください。
・素直さ
「素直であるかどうか」というのは大事なポイントです。指摘されたことに対し真摯に受け止め、次に活かせるかどうかで「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるかが変わります。
・前向きさ
前向きであるかどうかも、あなたの人柄を見る上での大きな要素の一つです。
インターンシップ中は愚痴やネガティブな発言を避け、前向きに取り組みましょう。
マナー
せっかく熱意があっても、マナーを心得ていない人とは「一緒に働きたい」と思ってもらえません。
学生ではなく社会人として、正しいマナーでインターンシップを行いましょう。
・時間・期限を守る
時間や期限を守るのは基本中の基本。余裕を持って行動できるように、インターンシップの前日から電車の乗り換えや駅からの道を調べておきましょう。
万が一遅刻しそうになった時はすぐに企業に電話で連絡を入れましょう。無断遅刻は言語道断です。
・挨拶はしっかりと!
気持ちの良い挨拶をされて不快に思う人はいません。企業に着いたらハキハキと挨拶をしましょう。
1日のはじめに、まずは挨拶からキチンとすることであなたの熱意も伝わるのではないでしょうか。
事前準備はぬかりなく
インターンに参加することが決まったら、事前準備をしっかりと行いましょう。
元々の能力が同じくらいの学生でも、事前に準備をしていくかしていかないかで企業に与える印象は大きく変わります。
・業界・企業研究
インターン先の企業はどのような事業を展開しているのか、どのような理念を持って仕事をしているのかを事前に調べていきましょう。
短期インターンでは実務を行う機会は多くありませんが、ワークやディスカッションの際に自社の事業に関連した課題が与えられることもあります。
また、インターンに参加する企業の業界について調べておけるとなお良いです。
業界の展望や動向、課題をあらかじめ調べておき、その上でインターンに参加すると、企業が行っている業務にもより理解が深まるでしょう。
・求められる人材はどんな人なのか調べる
企業のホームページなどを使って、企業が求める人材について知っておくことも大切です。
企業が求めているのは「自社にあった人材」。
どんなに能力が高い学生でも、自社の雰囲気に合わなければ落とされてしまうこともあります。
そのため、事前に求められているのはどのような人間なのかを知っておくことで、自分の振る舞いや行動にも違いがでてくるでしょう。
・自分で勉強できる知識・スキルは身につけておく
企業側もわからないことに対しては教えてくれますが、自分で勉強できるような知識やスキルはあらかじめ勉強しておくと良いです。
そうすることで、企業も1から10まで教える手間が省かれ、さらに1歩進んだことを要求してくれるかもしれません。
その他
・成果をだすことにこだわる
参加することになった以上、成果にはこだわり続けましょう。
極端な話をすれば、何十時間と努力を重ねて結果を出せない人よりも、努力せずに結果を出した人の方が会社に貢献しているのです。
「一生懸命やろう」という意識も大切ですが、「どうすれば成果を出せるのか」ということも常に頭に入れておくべきです。
・社員の名前を覚える
業務やワークに直接関係があるわけではありませんが、社員の名前はメモして覚えることをおすすめします。名前を覚えてもらえると、誰でも嬉しいもの。たくさんの社員の名前を覚えるのは大変だと思いますが、こういったことにも気がまわると良いですね。
最後に
いかがでしたか?短期インターンに参加する際の心構えについて、ご理解いただけたでしょうか。
短期インターンの期間は本当に短いです。その期間の中で最大のパフォーマンスを発揮するために、しっかりと準備をして臨みましょう。
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