世間では様々な短期インターンが開催されています。綿密に内容が構成された学生にとって学びが多いインターンが多い一方で、中には企業説明に終始するインターンも存在します。
そこで、JEEKは皆さんに納得のいく短期インターンに参加していただきたいため、数日間にわたって開催される短期インターンについて解説していきます。
短期インターンをはじめ、キャリアに関する疑問はぜひJEEK(ジーク)にご相談ください。
数日間のインターンとは?
数日間のインターンを通して体験できるものはどのようなものかご存知ですか?ではその内容はどのくらいの期間があればできる仕事でしょうか?
2日間のインターンで、企業の事業に関わるグループワークが行われることは少ない、という事実をご存知ではない方も多いのではないでしょうか?
そこで、数日間インターンの期間別体験できる業務をご紹介します。
期間
まず、数日間にわたって開催される短期インターンは3つの期間に分けることができます。一番短いもので2日間のインターンです。
短期インターンは2日間インターンであっても高い倍率のために厳しい選考があります。中期間で3日間から7日間行われる約1週間のインターン。長いもので約1ヶ月ほどのインターンシップがあります。そしてこれらの期間によって、内容は異なります。
内容
企業によって異なりますが、2日間のインターンでは、7日間のインターンと同じ仕事はできません。このように実施される期間の長さと内容には、ある程度相関があります。
2日間 企業説明会・簡単なワーク
2日間のインターンシップの内容は、大半が企業説明会であったり、簡単なワークであることが多いです。
簡単なワークとはグループディスカッション(GD)を複数回行ったり、業界に関する知識をゲーム感覚で身に付けることができるものであったりします。これらのGDやグループワークでは、議論する力だけでなく、論理的に意見を述べる力が身につきます。
就活本番の際にも、グループディスカッションは避けて通れないものです。就活本番前にこれらの力が身につけば、就職活動でも有利になります。
3日~7日間 ケーススタディ等でグループワーク
3日間〜7日間のインターン期間中には、グループメンバーとともに企業の事業に関わる一つのプロジェクトに取り組みます。プロジェクトの中には、新規事業立案なども含まれます。
その際に、会社で実際に働いている社員がメンターとしてつくこともあります。ここで優秀な成績を残した学生の中には、長期インターンシップを勧められたり、内定につながったというケースも存在するようです。
7日~1ヶ月 業務の一端を体感
ある程度の期間が設けられているインターンであれば、実際に会社の部署に配属され、業務の一端を体感することができます。
先輩社員に同行して営業のアシスタント業務を行う以外にも、エンジニア、マーケティング、ライター等々、企業によって体験できる業務は様々です。さらについてくれているメンターや先輩社員以外とも仕事を通じて交流することができます。
1dayとの比較
1dayインターンは、企業によっては本格的なグループワークが行われる場合もありますが、会社説明会を中心に行う企業が大半です。
さらに1dayインターンは選考ではなく先着順であることも多いです。会社見学などのインターンは人気が高いので、常に情報には敏感でいる必要があります。
数日間のインターンのメリット・デメリットは
数日間のインターンシップは期間が短く、会社説明会が中心ということで、魅力を感じない方もいらっしゃると思います。
しかし会社説明会では、ウェブサイトやパンフレットには載っていないような情報を聞くことができます。そして会社見学といった、実際のオフィスを見ることができるインターンもあります。
数日間のインターンに参加することによって、得られるメリットはたくさんあります。
メリット
次に、会社説明会やグループワークを中心とした数日間インターンのメリットをご紹介します。
実力を試すことができる
スキルアップを図ることができる
参加者の中には当然自分とは異なったスキルや価値観を持った学生がいます。優秀な参加者とディスカッション・グループワークを行うことで、論理的思考力・議論力の程度を測ることができます。
そしてこれらのスキルはディスカッションやワークの最中に咄嗟に求められることが多く、就活本番に初めて経験するという状況はあまり望ましくありません。
そのためインターンを通してこれらのスキルを高めることは、就活準備段階において大変重要なことです。
優秀な仲間との出会い
インターンに参加している学生は、将来を考えて自主的に就職活動を行っている学生が多いです。そして自分とは異なる価値観やスキルを持った学生もたくさんいます。
そんな優秀な同い年の学生たちと交流し、就活の情報交換もできる場となるのがインターンの選考会やインターン会場です。
さらにここで出会った仲間とは、就職後も付き合いが続く人が多く、異なる業界の知り合いを増やすことができます。
選考の練習ができる
数日間のインターンはとても人気が高いです。高い倍率の選考を経験するだけでも貴重な経験となり、通過すれば自信に繋がります。
面接・グループディスカッション・グループワークなどは一人で座学で勉強するより、実際に経験を積んで練習する方が身につきます。
さらにここで学んだコミュニケーション能力や思考力は、将来の仕事にも役に立てることができます。
就活でも有利に
基本的に短期インターンに参加すれば、就活に有利に作用します。ウェブサイトでは「インターンは本選考に影響しません」と表記されていても、インターン特別枠といった優遇が存在する企業があることも事実です。
インターンの選考に落ちたことは本選考に影響しませんが、インターン参加者は何らかの優遇があることは事実です。
昨今は、全大学生の7割が何らかのインターンに参加したことがあると言われていますが、数日間あれば企業にアピールする機会は十分にあります。
デメリット
参加数が限られる
短期間とはいえ数日の期間を要するため、何十社も参加することはできません。多い人であっても10社ほどが限界です。
とはいえ、長期インターンと比べて、複数のインターンを掛け持ちすることは比較的容易にできます。ただし日程や時間が被ることだけ注意して、計画的に参加してください。
選考が難関
「就活でも有利に」でも述べましたが、7割以上の大学生がインターンに参加しています。さらにその大半が数日間インターンなどの短期インターンシップを経験した学生です。
このように数日間インターンはとても人気のため、選考が厳しいです。企業によってはインターンに参加する倍率が1000倍なんてところもあります。
したがってたくさんの選考を受けているのにインターンに参加することができないというリスクがあります。
1dayインターンの多くは先着順で参加者が決定することもあるため、なかなか数日間インターンの機会がない方は、そちらも挑戦してみてください。
最後に
数日間インターンの魅力が少し伝わりましたでしょうか?わずか数日間では、「企業の説明を受けるだけでためにならない」と考える方もいらっしゃると思います。
そして「長期インターンに参加していれば十分」と考えている方も中にはいらっしゃるでしょう。しかし、数日間インターンにも独自のメリットがあるので、参加することを考慮してみてください。
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