中型自動車免許を持っていると、どのような職に就くことが出来るのでしょうか?また、中型自動車免許はどのように取得できるのでしょうか?

 

中型自動車免許ってなに?

今回は「中型自動車免許」がどういったものなのか、免許の取得方法、中型免許を活かした職業など様々なことに目を向けて説明していきます。

 

中型免許とは?

日本の道路交通法令における自動車の区分のひとつです。大型自動車に該当しない自動車のうち、車両総重量7,500kg以上11,000未満、最大積載量4,500kg以上6,500kg未満または乗車定員11人以上29人以下の車両のことを指します。

 

中型免許を取得するとどんな車に乗れるの?

先ほども説明した通り車両総重量7,500kg以上11,000未満、最大積載量4,500kg以上6,500kg未満または乗車定員11人以上29人以下の車両を運転することができます。

具体的には土木・建築業、運送業などに使われる4tトラックが運転できるようになります。4tトラックとは、総重量が8t未満で積載量が4t程度ある車両クラスのことです。

また中型自動車第二種免許を取得するとマイクロバスを運転することができます。


 

中型自動車免許は、どうやったら取得できるの?

ここまで中型自動車免許の定義について説明してきましたがここからは実際に中型免許をどうやったら取得できるのか、取得方法や検定料金について説明していきます。

 

中型自動車免許の取得条件

・年齢

満20歳以上


・必須免許

普通自動車免許または大型特殊免許を取得していて、免許停止期間を除く免許経歴が通算2年以上。


・色彩判別

交通信号機の色が識別できること。


・聴力

10メートルの距離で90dbの警音器の音が聞こえること(補聴器により補われた聴力を含む)


・運動能力

自動車の運転に障害を及ぼす身体障害がないこと。


・視力

両眼0.8以上、片眼0.5以上(眼鏡、コンタクトレンズ使用可)。深視力検査で、誤差が2cm以下であること


これらが1つでも条件を満たしていない場合中型自動車免許の試験を受けることができません。

 

中型自動車免許の取得方法

中型自動車免許の取得方法ですが主に3つの方法があります。どの取得方法も他の免許を取得する際にも共通するものではありますがここで1度説明いたします。

1つめは、直接運転免許試験場で合格することです。これは個人で勉強し実技を受ける形態になっております。しかし独学になるので比較的に合格率は低いものになっています。


2つ目は、公安委員会より認定された公認自動車学校(教習所)に通いながら、決められた時間検定を行って免許を取得する方法です。

教習期間は個人が所持している免許によって変わってきますが、普通自動車免許を保有している場合、期間は最短で10日程度で取得することが可能です。

3つ目は、あらかじめスケジュールを組み、短期間タイプの合宿で取得する方法です。こちらも教習所と同様に自身が所持している免許によって異なりますが、普通自動車免許を保有している場合、期間は最短で7日程度で取得することが可能です。


それぞれの合格率ですが直接運転免許試験場で受験する場合48.4%に対して合宿や教習所に通い取得する場合は95%を超えており、いかに直接運転免許試験場で直接合格することが難しいことか分かります。

 

検定料や教習所の料金について

試験に関わる手数料は全部で9700円になります。しかし多くの人が教習所に通うか、合宿に行くため、次に教習所と合宿の料金目安について話してきます。

 

・教習所に通い免許を取得する場合

教習所によって金額は変わりますが、平成19年6月2日以降に普通自動車免許を取得された方は約20万程度がかかる見込みになります。

また平成19年6月1日以前に普通自動車免許を取得されている方は限定解除のみで良いので5万円程度になります。

 

・合宿に行き免許を取得する場合

合宿の場合、合宿所だけでなくシーズンによって金額は変わりますが、目安として平成19年6月月2日以降に普通自動車免許を取得された方は約17万程度がかかる見込みになります。

また平成19年6月1日以前に普通自動車免許を取得されている方は限定解除のみで良いため10万円程度になります。

※あくまでどちらも目安の金額になるので詳しく知りたい方はそれぞれの教習所に尋ねてみることをお勧めします。

 


中型自動車免許を取得するとどんな職に就けるか?

ここまで中型自動車免許の特徴や免許取得の条件など説明してきました。ここからは実際に免許を取得するとどういった仕事に就くことが出来るのか、実際の企業を例に出しながら説明してきます。

 

中型自動車免許で就くことができる仕事

中型自動車免許を保持していて就くことが出来る職種は中型車を使った運送や配送業が中心になってきます。

 

【トラック】

日本高速運輸株式会社


・給与

基本月給13万円+各種手当(時間外手当・休日手当・家族手当・通勤手当など)


・資格

中型自動車免許


・PR

主に使用する車両は4tトラックや3tトラックになるため中型自動車免許で運転することが出来ます。完全週休二日制を採用しており自身の時間を作りやすい企業になります。

また手当てがたくさんあるので頑張った分だけ給与に反映することができます。

 

【配送】

アサヒ飲料販売株式会社


・給与

27万円+日当になります。


・資格

普通自動車免許、中型自動車免許


・PR

現在、清涼飲料業界で国内販売シェア3位につける程の大手企業になります。

大手ならではの安定や安心感があり、業務に使用するのは基本的に中型自動車が中心になるので中型自動車免許を持っていると大抵の業務にあたることが出来ます。

 

【引っ越し】

サカイ引越センター


・給与

25万円(基本給)+各種手当になります。


・資格

普通自動車免許、中型自動車免許


・PR

パンダマークで知られているサカイ引越センターは引っ越し業界で売り上げ1位を出すほどの大手企業でございます。

大手ならではの安心と頑張った分だけ評価してくれる企業になるのでやりがいを感じることが出来ます。

業務も中型自動車を使うことが多いですので中型自動車免許を持っていると大抵の業務にあたることが出来ます。

※勤務地により多少異なる場合があります。

 


新しく新設される準中型免許について

2017年3月12日から新たに準中型自動車免許が新設されます。この新しい免許区分は普通自動車と中型免許の間に作られるもので、普通自動車免許で運転することが出来る幅が狭くなり中型免許を表す基準が狭くなるものです。簡単に説明していきます。

 

平成3月11日までに免許を取得し場合

・普通自動車免許

車両総重量5t未満/資格18歳以上


・中型自動車免許

車両総重量5t~11t未満/20歳以上、経験2年以上

 

平成3月12日から免許を取得した場合

・普通自動車免許

車両総重量3.5t未満/資格18歳以上


・準中型自動車免許

3.5t~7.5t未満/資格18歳以上


・中型自動車免許

7.5t~11t未満/資格20歳以上、経験2年以上

 

こう見ると分かるように準中型自動車免許は経験の有無がなく18歳でも取得できる利点があり先程あげた企業の業務を行うことが出来るのでこれから免許を取得しようと考えている人はお勧めかもしれません。

 


最後に

ここまで中型自動車免許の特徴や取得方法、準中型免許との関係性など様々なことを説明してきました。

業務によって必要になる免許は異なりますが、上位の運転免許を取得していると仕事の選択肢が広がるのは間違いないです。

《ドライバーズハウス》のサイト内には他にも大型自動車免許や、準中型免許自動車免許、各種第二種免許についても詳しく記載されていますので興味がありましたらご覧になっていただければと思います。

またタクシーやトラック、バスなどそれぞれの職種によって求人記事も載っていますのでこちらもぜひご覧になってみて下さい。