はじめに

オーストラリア留学というと、ワークングホリデーをイメージする方が多いのではないでしょうか。海外にいながら就労が可能なこの国で、大学に入り学ぶという選択肢もあるんです。

今回は、オーストラリア留学について書いていきます。

オーストラリアの大学の特徴

オーストラリアの大学は日本と異なる点もたくさんあります。まずはその特徴を知り、自分が学びたいことがオーストラリア留学に合っているのかを確認してみてください。

大学が3年制!/専門分野を学びたい人に最適

オーストラリアの大学は3年制で、日本よりも1年早く卒業になります。そのため入学してすぐに専門に分かれて勉強することになります。

中でもオーストラリアは観光で有名な国なので、観光やホスピタリティーの分野は非常に充実した学びを得ることができます。

即戦力重視の就労経験

オーストラリアでは即戦力を求められます。そのため留学生であっても就労経験を得ることができます。

実務訓練の一環としてインターンやアルバイトをしながら大学で学ぶことができるのもオーストラリア留学の大きな魅力です。

また、働いてお金を得ることができるので、留学先で自分で自由に使うお金を得たり、学費や生活費の足しにすることもできます。

大学のレベルが一定に保たれている

オーストラリアでは、AQF(Australia Qualification Framework)と呼ばれる、取得できる資格レベルの標準化を図る法律のもとで徹底管理され、一定に保たれています。

しかし全体のレベルが低いということは決してなく、その中のだいたい8校は世界の大学のトップ200に入る実績を持っています。どこに入っても同じような高水準の教育を受けられます。

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大学の入学条件

オーストラリアの大学に編入・進学する方法ですが、オーストラリアの大学は基本的に入学試験がありません。その代わりにGPA英語力が必要になります。英語力を図る方法としてはTOEFLIELTSがあります。

TOEFL・・・留学時にも必要とされるテスト。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの知識が必要になり英語を全般的に勉強する必要がある。

IELTS・・・IELTS(アイエルツ)もTOEFLと同じようにリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能が必要になる。

英語力はおよその目安として、TOEFL(ibt)で 80~90点以上、IELTSで6.0~6.5ポイント以上です。ただし、もし英語力が足りなくても、一定期間の語学研修を受けることで合格となる条件付き合格があります。

入学試験がないということは、日本の大学入試ほど一生懸命勉強をする必要はないということですが、その分差をつけることができるのがGPAになります。

TOEFLなどの英語試験は一定の点数を取ればいい、というところが多いのでそれ以上の点数をとったとしても入学ない場合があります。GPAでなるべくいい点数をもらえるように、日々の大学生活からしっかり取り組むことが必要になります。

また、オーストラリアの大学は日本やアメリカなどと少し制度が異なります。そのため、留学をするにも3つのパターンがあります。大学に入る前に一定の「語学力をつけなければならないパターンが一般的なようです。

英語を活かすことができる職業とは?

以下は、代表的な3通りの入学方法です。

1.ファンデーションコースを経て大学入学

2.ディプロマコースを経て入学

3.直接大学へ入学

1.ファンデーションコースを経て入学

大学入学前の留学生を対象に大学が運営する8ヶ月(12ヶ月コースもあり)の 大学入学準備コースです。

ファンデーションでは、大学の授業についていくための基礎学力養成を目的として、論理的思考力やスタディスキルなどを少人数制のクラスで学びます。大学に進学するための最も一般的な準備コースとなります。

2.ディプロマコースを経て入学

ファンデーション同様、ディプロマも大学入学前の主に留学生を対象にした、大学などが運営する8ヶ月(12ヶ月コースもあり)の大学編入学コースです。

少人数クラスでの授業などはファンデーションと似ていますが、ファンデーションの学習内容がオーストラリアの 高校3年生レベルを中心にカリキュラムされているのに対して、ディプロマは大学1年生の学習内容に準じています。

このため8~12ヶ月のコース修了後は、 大学2年生に編入できるのです。ディプロマから大学に編入学すれば、大学に直接入学する場合と同じ期間で卒業ができるため、近年最も注目を集める入学方法 といえます。

3.直接大学へ入学

学力、英語力ともに大学が定める基準に達している場合は、そのまま大学に進学できる場合があります。

ただし、この直接入学を全ての大学が認めているわけではなく、上位校ではこの方法での入学が困難な場合も多々あるようです。ディプロマと並ぶ最短最速の大学入学方法です。

3年で大学は卒業できますが、その前の学びを必須とする大学が多いようです。これもオーストラリアの即戦力重視の考え方に通じるものがあることがわかります。

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出願期間

オーストラリアの学期制度は、2月〜6月が前期、7月〜11月が後期です。そのため2月入学か7月入学という、少し珍しい時期の入学になります。

出願は入学パターンによって異なります。7月入学の場合、ファンデーションコースの場合は1年前の6月に願書を提出、ディプロマコースの場合は8月に願書提出、直接入学する場合は1月に願書提出になります。

出願時期は大学によって異なりますが、いずれにせよかなり早い出願になるかと思われますのでしっかりと準備・対策をしておくことが必要になります。また、自分がどのコースで入学になるのかを事前に調べておかなければなりません。

生活費

生活費はどこに住むかによって異なりますが、参考程度に見てみてください。

ホームステイの場合

約134万円/年

滞在費・・・約28万円

交通費・・・8万円〜9万円

その他、交際費など・・・約10万円

シェアハウスの場合

約115万円/年

滞在費・・・18〜20万円

交通費5万円〜6万円

食費32万円〜34万円

交際費・・・約10万円

学生寮の場合

約140万円

滞在費・・・18万円〜20万円

交通費・・・0円(徒歩または自転車で通学した場合)

食費 ・・・32万円〜34万円

交際費・・・約10万円

授業料

授業料も大学により異なります。一般的には、レベルの高い大学ほど授業料が高いと言われています。以下は授業料の目安になります。

60万円〜105万円/年

自分の興味のある大学がある人はその大学の学費を調べてみるといいでしょう。

自学で語学を身につける方法とは?

渡航前に必要な書類

ここにあげる必要書類は、どこの大学でもだいたい必要になるものです。提出書類は大学によって異なるため、参考程度にご覧ください。

・入学願書

・卒業証明書

・TOEFL/IELTSのスコアなど英語力を証明するもの

・成績証明書

※大学院に入りたい場合、履歴書、エッセイ、インタビューなどが必要になる場合があります。

終わりに

いかがでしたか?オーストラリア特有の入試制度などがおわかりいただけたでしょうか。

オーストラリアのいいところの一つに、非常に多様な人がいる環境で勉強できることが挙げられます。留学生が多いオーストラリアで、就労経験をしながら学ぶ、という選択肢も留学の中にあるということを知っていただけたら幸いです。

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