はじめに

留学をしてみたいけど、長期でいくと費用がかかる・・・

大学を休学してまで留学をしたいのかがわからない・・・

といった学生の声をよく耳にします。そんな方におすすめなのが短期留学です。

短期留学は長期留学よりリスクも少なく、気軽に海外を体験することができます。語学を効率よく習得できるのも魅力の一つですよね。

今日は、短期留学を実現するためのステップについて、出発前・滞在中・帰国後に分けてまとめていきたいと思います。

短期留学とは?

出発前(準備期間)

大学生が短期留学をする場合、大きく二つのパターンがあります。

・大学の留学制度を利用する

・留学エージェントを利用する

どちらの方法も大学生が留学をするのにメジャーな方法なのですが、そのシステムはかなり異なります。

大学の留学制度を利用する場合

大学によって、行ける国、選べる大学の数が異なるものの、多くの大学生がまず考えるのはこの制度だと思います。

大学の留学制度を利用して留学に行く場合、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏、中国、台湾などの中国語圏、その他にも韓国、スペイン、フランス、ロシアなど多くの国にいくチャンスがあるようです。

これは第2外国語を学ぶようになる大学ならではだと言えるでしょう。

<やること(流れ)>

3〜5ヶ月前→説明会開始、1次申し込み(1週間ごとに2時申し込み、3次申し込みが続く)

2〜3ヶ月前→履修登録(これを怠ると単位がもらえない!)

1ヶ月前→オリエンテーション

という流れになっている大学が多いようです。

<注意点>

△最大人数が決められているので人気のある大学に参加できるかわからない

→人気のある大学で学びたい!という方は、普段の大学生活が大切になってきます。GPAが高くなければ選考に通らない、ということもよくあるので気をつけましょう。

△かなり早くから一時申し込みが始まるので行きたいと思った時には募集が締切なことも

→思い立ったら即行動!・・・といかないのが留学です。いつから申し込みが始まるのか、前々からリサーチをして備えておくことが大切です。

△留学先大学担当者との連絡、履修登録など、留学中も必要な手続きを怠ると大変なことに・・・

→留学が決まっても、そこで終わりではありません。大学の制度を利用して留学する場合、その短期留学で単位を取れることがあります。せっかくなら、自分のためにもなって、さらに単位も取れる留学にしたいですよね。

そこで忘れてはいけないのが、履修登録です。留学をしながら単位がもらえる、ということを知らないとつい忘れてしまいがちです。気をつけましょう。

長期留学についてはこちら

留学エージェントを利用する場合

最近、大きく大学生のシェアを伸ばしてきているのが留学をサポートしてくれる会社です。留学前、最中、事後と、カウンセリングや手厚いサポートをしてくれるのが魅力です。

留学サポート会社を利用する場合、英語圏の地域に偏っている傾向があるようです。このことから、短期留学を通して、英語を学びたい人が多いことがわかります。

<やること>

申し込み

→手続き(渡航手配など)

→(英会話レッスンなどの特典)

→オリエンテーション

※申し込みは1ヶ月前でも可能ですが、定員がいっぱいになった瞬間そのコースは締め切られてしまいます。また航空券も直前になればなるほど高額になってしまうので、やはり早めの申し込みが良いでしょう。

また、4ヶ月前に申し込むと割引!など、早めの申し込みで割引をしている会社もあります。

<注意点>

△早めに申し込まないと希望のコースに行けなくなる

△選べる大学の数が少ない

※短期留学の場合、多くの国で観光ビザによる留学が可能です。しかしアメリカでは、週18時間以上のコースなど、特定の場合に限ってはたとえ1週間の留学であったとしてもビザの取得が必要、とのことです。

ビザの取得には1〜2ヶ月かかりますので、早めに準備しておきましょう!

英語を活かすことができる職業とは?

短期留学の際に必要な持ち物

長期留学と異なる点は、その国で過ごす期間の長さです。

短期留学の場合、多くのものを現地で買わずに持っていったもので揃えることが可能です。なので日用品をはじめ、何がどのくらい必要なのかをしっかり考えて持っていくようにしましょう。

持ち物例

・貴重品(パスポート、パスポートのコピー、航空券、ビザ、キャッシュカード、クレジットカード、学校からの書類、海外旅行損害保険証など)

・日用品(着替え、コンタクトレンズ、メガネ、化粧品など)

・頭痛薬などの薬類

・筆記用具

・電化製品(ノートパソコン、コンセントなど)

アジア留学ついてはこちら

滞在中

滞在中は、そもそもなぜ短期留学に参加しようと思ったのかを常に考えて行動するようにしましょう。また、事前に「現地に行ったら必ず行きたい場所」や「必ずやりたいこと」を明確にしてからいくと、現地での生活がより有意義なものになるでしょう。

現地でできることの例として、

・授業を受ける

・名所を回る

・現地のスポーツ・カルチャー・ビジネスなどを楽しむ

・地元の料理を楽しむ

・ホームステイをする

・友人を作る

などが挙げられます。

自分の留学の目的はなんなのか、をしかり考えながら生活するようにしましょう。

帰国後

大学によって異なりますが、各種届け出を出さなければならない場合が多いです。しっかりやり遂げましょう。

また、留学サポート会社を利用した場合は、カウンセリングを受けられる場合があります。留学を経験してみて感じた疑問や、見つけた挑戦してみたいことなどを、プロのアドバイザーに相談してみるのもいいかもしれません。

そして大切なのは、留学をしたそのあとです。短期留学の体験を、帰ってきてからの生活に生かして、有意義なものにしていきましょう。

最後に

いかがでしたか?短期留学だからといって、決して準備が少ないわけじゃないことがわかったと思います。

短期留学についてここまでの記事をまとめると

・早めの準備が大切!

・目的を持った留学に!

・帰って来てからが大切!

ということが言えます。これは長期留学でも同じことだと思います。

短期留学でも長期留学でも、その形は違えど大切なことは同じです。自分に合った留学の形を見つけて、どんどん海外に出て行くのもいいのではないでしょうか。

長期留学の記事もありますので、よかったら参考にしてみてください。

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