VRとは

VRとは「Virtual Reality(バーチャル・リアリティー)」の略語で、日本語では「仮想現実」と訳されます。

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚といった人間の五感に働きかけることで、実際には存在しないモノや空間を「現実」だと感じさせるための技術やシステムの総称を指します。

VRを利用することで、宇宙空間や深海、危険を伴う戦場など、一般の人が行くことができない場所を、まるで自分がその場所にいるかのように体験できます。

また、スポーツや音楽ライブといったその場にいなれければ感じることのできない臨場感を、その場に行かずとも感じることができます。

さらに、ファンタジー世界のような実在しない世界も、VRならまるで現実の世界であるかのように体感することができます。

VRは、まるで自分がそこにいるかのような「臨場感」を表現できる技術です。

映像と自分との間に距離がなく、あたかもそこに映し出された世界の中に自分が入り込んだかのような「没入感」を感じることができるのです。

またVRコンテンツの中には、ユーザーがアクションを行うことで、それに対する反応をVRの世界に呼び起こすことができるものもあります。

このようにVRの技術によって表現される映像は「見る」の域を超えて、ユーザーに仮想現実を「体験」させてくれるのです。

現時点ではまだ映画やゲームなどのエンターテイメント分野での利用が中心ですが、今後は様々なビジネスシーンや医療など、幅広い分野での応用を見据えた研究が進められており、さらなる発展が期待されています。

さまざまな分野で急速に活躍の場を広げるVR!

圧倒的な迫力と没入感!ゲーム分野でのVR利用

VRは様々な用途で利用され始めていますが、もっとも盛んな使われ方として、ゲーム分野での利用があります。現在のVRブームの火付け役となったのは、2012年に登場した「Oculus Rift」で遊べるゲームコンテンツでした。

さらに2016年に「Play Station VR」が発表されたことで、対応しているゲームタイトルの圧倒的な迫力と没入感が話題となり、VRはさらなる注目を集めるようになりました。

医療、パイロット、軍人、教育まで!急速に拡大するVRの活躍の場

VRの用途は、ゲーム分野だけにとどまりません。映画や音楽といった旧来のエンターテイメントコンテンツもまた、VRへの対応が進んでいます。

また、VRがもたらす高い臨場感や没入感は、さまざまなシミュレーターの効果を劇的に向上させてくれます。医師やパイロット、軍人のように、リスクを伴う訓練を行う必要のある職業では、すでにVRの技術が訓練シュミレーターに利用されています。

また、教育分野でも、教室の中から遠隔地を擬似的に社会科見学できるサービスが登場し、特に教室での体験学習の分野VRの活用が広がり始めています。

今すぐ注目!最新VRコンテンツ!

圧倒的な没入感を体感!「360度CG映像」

360度映像には、静止画と動画という分類の他に、CGと実写という区分があります。ハイクオリティなCG系360度映像として有名なものに「Steam」で配信されているVRコンテンツ「The Blu」があります。

2012年にWevr社が公開した「The Blu」は、著名なアーティストや映画スタッフ、さらに海洋学社たちが制作者に名を連ね、その映像の美しさとリアルさゆえに一躍人気コンテンツとなりました。The Blu(http://store.steampowered.com/app/451520/

アーティストの魅力を伝える!「VR音楽ライブ」

音楽ビジネスの世界では、もはやCDやダウンロードといった楽曲の販売ではなく、「ライブへの集客」が大きな収入源となっています。

この「ライブ」という形態のコンテンツは、VRの導入によりさらに大きな価値を持つことが期待されます。

音楽ライブをVR化した「VRライブ」は、観客席にとどまらず、ステージ上に上がり、ギタリストのプレイを間近で見るといった体験も可能にしてくれます。

2016年に入り、「PANOPLAZA LIVE」などのイベントやコンサートの様子を「360度映像」でリアルタイム配信するライブストリーミングサービスが次々とリリースしています。PANOPLAZA LIVE(https://www.panoplaza.com/service/live-streaming/

2020年には実現する?「VRスポーツ観戦」

スポーツ界のVRの利用はまだ始まったばかりですが、2016年夏のリオ五輪は、史上初めてVR技術を使ったテレビ配信が行われたオリンピックとなりました。

残念ながらリオ五輪のVRを技術を使ったテレビ配信は米国内のみでしたが、2020年の東京オリンピックでは、日本国内でもVRによるテレビ配信が行われるかもしれません。

またスポーツに関するVRとして興味深いものに、横浜DeNAによる「Gear VR」を利用した配信サービス「360°BAYSTARS」があります。

さらにサッカーでも、動画配信サービス「サカチャン」が、プロ選手のフリーキックの壁役体験などのコンテンツを配信しています。360°BAYSTARS(http://www.baystars.co.jp/360/)サカチャン(http://soccer-ch.tv/

勇者になりきれ!「VRロールプレイングゲーム」

RPGジャンルのVRゲームは既に数多く登場しており、今後も増えていく見込みです。日本のRPGの代表的なシリーズであるファイナルファンタジーの最新作「ファイナルファンタジー15」も「Play Station VR」対応であることが発表されました。

ほかにも注目の作品として、コロプラが配信するスマートフォン向けRPG「白猫プロジェクト」をVRでリメイクした「白猫 VR プロジェクト」があります。

VR化したことでゲーム内のすべてのシーンを360度の視点で楽しむことができ、RPG要素に加えて、アクションを高めることに成功しました。白猫 VR プロジェクト(http://colopl.co.jp/products/vr/shironeko_gearvr.php

ニュースもVRの時代!?「NHK VR NEWS」

VRの持つ「臨場感」という武器が、ニュース映像のありかたを劇的に変えつつあります。

日本でVRを用いたニュース映像に力を入れているのは、「NHK」です。NHKは2016年、オフィシャルサイト「NHK ONLINE」で、「NHK VR NEWS」を開始しました。

東日本大地震による津波の被害状況や、パレスチナの紛争地帯「ガザ地区」の様子などの、報道の現場を記録した360度全方向の動画やパノラマ映像で、多くのニュースを公開しています。

特に「ドキュメンタリー」などの編集されたコンテンツにおいてVR技術の恩恵は大きく、今後もVRの利用が広がっていきそうです。NHK VR NEWS(http://www.nhk.or.jp/d-navi/vr/

VRがもたらす衝撃の未来像

現在のVRは、主にヘッドマウントディスプレイによって「視覚」に、ヘッドフォンによって「聴覚」に働きかけることで実現されています。これは人間の五感による知覚は、80%以上が「視覚」、10%以上が「聴覚」によるものとされ、この2つの感覚を制御することで「現実感」を再現できるからです。

一方、ほかの感覚の制御方法も研究が進んでおり、「嗅覚」に関しては、すでに臭いを感じさせるVRマスク「FEELREAL」が発売されています。将来的には、ヘッドセットからの電気刺激で五感をすべてコントロールできる完璧なVRが登場するかもしれません。

もし、このような完璧なVRが登場すれば、私たちの日常は劇的に変化するでしょう。風景と音に加えて、香りや風までもがVRで再現可能になれば、観光地やテーマパークのような娯楽施設も、行列に並ぶことなくVRによって楽しむことが一般化するかもしれません。

またショッピングについても、あたかも実際の店舗に行っているかのような感覚でさまざまな商品を購入することができれば、買い物に出かける必要もなくなります。

実は開発未経験のあなたでも簡単に始められる!

数少ない周辺機器を揃えればすぐに開発可能!

VRコンテンツの制作は、現在では一般ユーザーでも可能なほど敷居が下がっています。必要なものはVRを視聴するヘッドマウントディスプレイ、中・高性能のPC、そしてVRを制作するための開発環境と開発スキルのみです。

VRを視聴するヘッドマウントディスプレイや、ある程度の性能のPCを購入する際には多少の費用を覚悟しなくてはなりませんが、気軽に開発を始めることができます。

周辺機器を揃える必要なし!手厚いメンター制度で実戦的なスキル習得を保証!TECH::CAMP VRコース

とはいえ自分で開発に必要なモノを揃えて、開発に必要な言語の勉強までしなくてはいけないとなると大変ですよね。

そういった方にはTECH::CAMPのVRコースがおすすめです。初期コストをかけずにVRの開発スキルを身につけることができます。TECH::CAMPのVRコースでは、ヘッドマウントディスプレイ等のVR開発に必要なモノを取り揃え、自費での初期投資なしに開発スキルを学べる環境を整えています。

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