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「食」は人を繋げる 全ての人が”自分にとっての”良いお店に出会うきっかけとなりたい 【NiCOLA社長インタビュー】 

小野菜々子
2018/05/30

「小さいころから社長になりたかった。」そう語るのは株式会社NiCOLA代表 吉村光八さん。

自分のお気に入りのお店をリスト化し自分だけの”良い店リスト”を作ることのできるサービス・グルポケ誕生の裏にあるのは吉村さんの人を大切にする姿勢でした。

多くの人に幸せを届けたいという思いは、サービスはもちろん会社の雰囲気にも色濃く反映されています。

【プロフィール】

吉村 光八(よしむら みつや)

株式会社NiCOLA代表取締役CEO 国際基督教大学卒業。学生時代からITスタートアップで勤務。サイバーエージェント・ベンチャーズでアソシエイトを経験後、NiCOLAを創業。好きな食べ物は焼肉。中目黒の小野田商店がおススメ。

「衣・食・住」に関わり 気付いた自分自身

――まず、吉村さんが現在に至るまでの経歴についてお聞かせください。

吉村:

僕は、幼少期から社長になりたいと思っていました。何かを成し遂げたい、自分が作ったもので誰かにインパクトを与えたかったんです。

しかし、大学1年の時に今のままの生活を続けていても社長になる道がその先にないという事に気づきました。それから、休学をして島根県に住み込んでその町の課題を解決するという町おこしのプログラムに参加するなどして、自分の中のくすぶりが明確になりました。

それと同時に、当時19歳だった自分は自分の力のなさを痛感し、まずはインターンを始めることにしました。ペコッターというグルメスタートアップで働いた後に、サイバーエージェント・ベンチャーズでアソシエイトとして働きました。その途中、アパレルブランドでアルバイトをしたこともあります。

――なるほど。そして、現在は事業を作っているのですね!

吉村:

衣食住は僕たち人間が生活するうえで基本的なものですよね。

僕は、アパレルブランドでのアルバイトの経験から「衣」を、ペコッターでのインターン経験から「食」を、島根県での町おこしの経験から「住」を、と「衣食住」に何かしらの形で関わってきました。

そのうえで、自分が最も関心があり、”自分ごと”として取り組むことのできる「食」をテーマに選びました。

人がまだ気づいていない課題を解決する

――「衣食住」に関わる現場を全部見たうえで決めたんですね。では、今のサービスについてお聞かせください。

吉村:

自分好みの飲食店のリストを簡単に作ることができるサービスを運営しています。自分のよく行くお店をメモに貯めている人が一定数居るという事に気が付いたところからアイディアを得ました。

よく行くお店であっても、予約をしたり情報を確認するために毎回新たに検索しないという点を解消したいと考えています。

ゆくゆくは、良いお店に出会い、それをリスト化し、予約するというところまでの体験を作りたいです。

「良いお店との出会い」は、年令や性別の違いが顕著に現れます。例えば、20代女性だったら、「女子会×コスパ良し×おしゃれ」なお店へ行きたいと思うかもしれませんが、それが果たして40代男性も「良いお店」と言うかと言われたらそこにはズレがありますよね?

おそらく、他の40代の男性がおススメするお店の方がマッチするでしょう。そのように、年齢、性別や好みが似た人をグルーピングすることで、より簡単に”良いお店”に出会うことが出来るようになります。

――既存のサービスに対して御自身が感じていた課題が解決できそうですね。

吉村:

意外とお店選びが煩雑だということに気が付きました。

例えば「焼肉」が食べたいとして、お店を探すときには予算、立地、お店の雰囲気、さらには予約可能かどうか、などチェックする項目がありますよね。

自分好みのお店に出会うまでには、いくつもの段階を踏まなくてはいけないので意外と大変です。

それが当たり前だと思っているからあまり課題に感じている人がいないのですが、自分はそのお店選びをよりスマートによりユーザー個人個人の最適化した形で届けたいと考えています。

――人が気づいてない課題や、それを解決することの価値に気づくことが大切なんですね。その為に普段から意識していることはありますか?

吉村:

出来るだけ、ユーザーの”実際の行動”ではなく、前後の状態やフローに注目するようにしています。自分の目線を今やっていることに置くと本当の課題が見えなくなってしまいます。

状況の上に行動があるのでまずは土台である状況を理解することが大事だと考えています。

全ての言動の裏に「人」を考える姿あり

――吉村さんは「人」に目が向いていますね。全ての言動の裏に「人」に対する思いを感じます。

吉村:

最初にも言ったように、人々にインパクトを与えたいと前から思っています。自分がこのサービスを通して与えられるインパクトが大きくなればなるほど、より多くの人を幸せに出来ると信じています。

アパレルで働いていた時も、自分が本当に良いと思ったものだけを勧め、それをお客さんが気に入り、喜んでくれたときは本当に嬉しかったです。

インターネットを通せば目の前のお客さんを喜ばせること以上に、自分が想像できないくらいの人数の人々を幸せにできると思うとわくわくしませんか?

――人とのつながりを大事にしているんですね。

吉村:

確かに、人とのつながりを求めているのかもしれません。片親だったこともあり、保育園や祖父母の家に預けられることもあり幼少期は一人で遊ぶことが多かったです。

だからこそ人を繋げる力を持つ「食」に惹かれるのかもしれません。

外食は僕たちを外に連れ出し、新しい気付きや出会いをもたらし人と人を繋げてくれるので、より多くの人にその経験をしてもらいたいと思っています。

外食はワクワクしたり、楽しい気持ちにさせてくれるある種の娯楽だと思っています。

――このサービスが展開して、ゆくゆくは人と人を繋げるサービスになっていきそうですね。

”家族同前の仲間”と共に理想の姿を実現

――大学生活にスタートアップに費やして得たことは何だとお考えですか?

吉村:

自分は起業する前提で働き始めたので、自分がどんなバリューを出せるのかを含めた成果に対するコミットメントを意識していました。

自分の弱みを指摘されて良い気分になる人はまずいないですよね。しかし、自分自身の経験から、弱みやコンプレックスに向き合うことが成長に繋がると思っています!

――大学生にはそのことを知ってもらいたいですね。吉村さんはどんな人と働きたいですか?

吉村:

成果を出すことはもちろんですが、楽しく仕事をしたいと考えています。

仕事に時間を費やすということは、人生の一部を投資しているのと同じです。それなのに楽しくないというのはもったいないですよね。

もちろん、みんな最終的に目指している場所は違うと思います。しかし、目指す場所に向かう中で全員が同じ方向を向いている時があると思っています。

この同じ方向を向いている時が一番モチベーションが高い状態でアウトプットも高くなるので、NiCOLAを踏み台にして、成長して欲しいと思っています。

仲間と会社を立ちあげることは誰もが出来る経験ではありません。だからこそ、エキサイティングな会社にしたいです。そして、これまで支援してくれた方にプラスにしてお返しが出来たらと思っています。

――成長しながら仕事も楽しみたいと考えている学生にとって良い環境ですね。

吉村:

そうですね、インターン生が働きやすい環境であると思います。

私から、この記事を読んでいる学生さんに聞きたいことがあります。

あなたには夢がありますか?

夢があるのに自分の力不足を感じているなら、是非その夢について語り合い、実現への道を探しましょう!

もし、夢がないのなら、これから一緒に見つけていきましょう。

私は、NiCOLAで働く全ての人に夢をもって欲しいと考えています。是非、一緒に働きませんか?

キャリア選択にヒントを!

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