「仕事ってこんなに辛いのか…」バイト先で感じた危機感から大学を休学し、インターン。カケコムで働くインターン生が得たものと描く未来図
【カケコムって?】「トラブル解決専門家マッチングサービス」カケコムは、「トラブったらカケコムに行けば、最速で最適な解決策を見つけられる。」世界の実現・「トラブル時に第一想起されるサービス」を目指しています。
【プロフィール】勝山優日本大学4年生休学中。2017年6月より株式会社ST Bookingにインターンとしてジョイン。編集チームで記事構成から他インターン生のサポートまで全般行う。
周りと同じように過ごし、就活を迎えることに抱いた「不安」
――休学を決断した理由はなんでしたか?
勝山:始めは、就活をして普通に就職しようかなと思っていました。しかし、当時アルバイトをしていた飲食店の正社員の方は朝から晩まで働き、とてもとても仕事を「楽しい」とは思っている様子ではありませんでした。
それを見た時、自分は絶対に同じようになりたくないと思いました。それと同時に、仕事ってこんなに辛そうになりながらやることなのか?という疑問が浮かび、「自分も何も考えずに周りと同じように就職したら同じ未来を辿ってしまうかもしれない」という危機感を覚えました。
これが休学を決断したきっかけの1つですね。
――なるほど。他にもインターンの経験があるとお伺いしましたが、それはいつ頃ですか?また、なぜインターンをしてみようと思ったのですか?
勝山:3年生の前期に、違う会社でインターンをしていました。その時は、インターンをしていた友人を見て「なんか、かっこよさそうだな」と思い、自分もやってみたい、という気持ちで始めました。
また、将来に対する漠然とした不安が大きかったので、とりあえず何かしなくては、と必死だったということも理由の一つです。
――実際に休学するか悩んだタイミングはいつでしたか?
勝山:大学3年の9月くらいからです。友達と飲んでいる時に、「休学しちゃえば?」と言われました。休学という選択肢があることは知っていましたが、「自分が休学する」という考えはそれまでなかったので衝撃でした。
そこから休学について色々調べていくと、大学によって違いはあるかもしれませんが、自分の大学ではそこまでお金もかからず休学できることが分かって。
「卒業してから挑戦してもいいじゃん」という声もあるかもしれませんが、一旦卒業すると新卒というブランドが失われてしまうじゃないですか。今の日本の現状を考えると、それはリスクが大きいと思い、休学することにしました。
――ずいぶん思い切りましたね。その時の周りの反応はどうでしたか?
勝山:自分の大学には休学している人はいなくて、あまり理解されませんでしたね。うちの親は良い意味で放任主義なので、自分の進路に関しては、口出ししてきませんでした。
「仕事」に対する固定概念を壊してくれた社長との出会い
――なるほど。カケコムで働き始めたのはいつ頃からですか?
勝山:4年の4月に休学を始めたのですが、6月からお世話になっています。
――その間の2カ月はどうしていたんですか?
勝山:その間は日本中を旅していました。実は、思いつきで休学を決めたので何をするか決まっていなかったんです。福島、群馬、青森などを転々として、実際にそこに暮らす人の家に住み込ませてもらい、行く先々で出会った面白い人のことをブログにして発信しました。
(青森で出会った人々と)
ブログを開設したのはいいものの、メディアの知識がなかったので広めようがありませんでした。そこで、まずはメディアの知識を付けようと考えてインターン先を探しました。Twitterで10人ほどに「どこか良いインターン先ありませんか?」とDM(ダイレクトメッセージ)を送って、1人の方だけ返信をくださった方がいらっしゃって、その方からカケコムを紹介されました。
――それが、森川さんとの出会いなんですね。
勝山:そうですね。人づてで安心感があり、また実際に面接していただいたときに「この人は信頼できる」と感じたのでこの会社に入りたいと思いました。
――面接ではどんな話をしましたか?
勝山:色々なことを話しました。僕自身の話しを聞いてくれることはもちろん、森川さん自身の話しもしてくださって。森川さんが、いろんなことに興味がある人だということ分かり、そこで話をしている内に、自分の中にあった「職業」に対する固定概念を良い意味で壊してくれました。
――「勝山さん自身の話」とありましたが、何かやりたいことは決まっているのですか?
勝山:ブログをやっていた経緯もあるのですが、自分はメディア関係に興味を持っています。これまでの経験から、自分らしい生き方を実践している人を自分で取材して、それらを集めてメディアを作ってみたいなと考えるようになりました。
――では、入社当時から今まででどんな仕事をしてきましたか?
勝山:入社当時は、記事を作成する際に使用する記事構成を作成したり、上がってきた文章のチェックをしたりしていました。入社してから半年たった今は、できることも多くなってきて、業務の幅が広がりました。
月間の目標を立てたり、インターン生にいろいろ教えたり。前までは与えられたものに対して取り組むことが多かったのですが、最近では人に指示をする側も経験させてもらっています。
「人材としての価値を高めていくこと」が将来に繋がっていく
――休学を始めてから、インターンに費やす時間も増えたのではないか思いますが、実際に働いてみてどうですか?
勝山:周囲からの自分の扱い方が変わることで自分の中で感じる責任も大きくなりましたね。なにより仕事に対するスタンスの変化が大きいです。今は、インターンが生活の一部に感じられるほど、夢中になって日々新たなことを吸収しています。
――カケコムで半年ほど働いてみて、何か変化はありましたか?
勝山:スキル面だと、SEO(=検索エンジン最適化)をはじめとするメディアの知識は急速に身についています。あと、一点集中することの大切さに気づきました。
なんでも中途半端にやると、結果が分からないうちに心が折れて何も生み出さないことがあると思うんです。それを、一点集中して見極める、というのは良いことだなと思いました。
――では、最後に勝山さんの描く将来像は?
勝山:将来的にはいろんなところで使われる人材になりたいと考えています。今の時代、同じ会社で勤め上げるというのはリスクが高く、「人材としての価値を高めていくこと」こそ大事だと思います。今は自分で1から事業を始めても成功させられる実力をつけることを目標とし、日々努力しています。
――ありがとうございました。