Profile
竹本雄貴
慶応義塾大学4年 理工学部電子工学科
内定先 ウォンテッドリー株式会社
元々は何のスキルも持っていなかったけれど、現在ではエンジニアも務める凄腕デザイナーになった竹本雄貴さん。 WEBサイト作成やチラシのデザインなど、幅広い”デザイン”を手掛ける彼の成長過程とは!?
インターンを始めたきっかけ
Q,1年生のうちからインターンを始めたとお伺いしました。どうしてインターンをはじめようと思ったんですか?
竹本雄貴さん(以下 竹本さん):パソコンが好きで、パソコンを使うバイトを探してたんですよね。その時に、知り合いの人にインターンを勧められて気がついたらTechouseに入社していました。笑
また、ここだけは誰にも負けないと思えるものが欲しかったんですよね。だからデザイナーのインターン以外にも編曲のバイトなどにも応募しました。受からなったけど(笑)

”未経験”で飛び込んだエンジニア・デザイナーとしての仕事
Q,Techouseでは、どんな仕事をしていたんですか?
<インターン~3ヶ月~>
竹本さん:最初はデザイナーとしてではなく、エンジニアとして採用されたんですよね。最初の仕事はTechouseの事業の一つである、『JEEK』というサービスのWEBサイトの改善やスマホページの全てを1人で作成しました。
Q,エンジニア未経験で入社したのに、「1人で」ですか!?
この時は、HTMLがほんの少しわかるだけでした。いきなりひとつの事業部のWEBサイトを任され、不安しかありませんでした。しかし、先輩のエンジニアに教えてもらったり、自分で調べることを繰り返し、形にしていきました。
<インターン~2年半~>
竹本さん:自主的にユーザーにとって使いやすいWEBサイトの作成や使いやすいアプリの開発を行いました。さらに社内で使われていた勤怠管理ツールが使いづらいという意見があったので、より使いやすいものに改善しました。また、この頃からデザイナーとしての仕事も始めましたね。
ーここでやれることが一気に増えていますね。
竹本さん:入社して半年間は、楽しいことよりも辛いことの方が多かったですね。しかし、プログラミングとデザインの技術は誰にも負けたくなかったので、毎日勉強を続けました。
ーその努力によって、今の竹本さんがいるんですね。
<インターン~現在~>
竹本さん:エンジニアとしては、社内の情報管理ツールを作成したり、後輩に技術指導などをしています。
デザイナーとしては、イベントのチラシのデザインを担当しました。チラシはユーザーにとって欲しい情報やデザイン性を考えながら配置したことで、予定していた倍以上の集客に成功しました。
ー未経験で始めたのに、たった3年間で後輩の指導もされているんですね。
竹本さん:いろんな人に助けられたというのもありますが、自分で「どうすれば良くなるのか」を思考錯誤した結果だと思います。
Q,ところで、もともとエンジニアだったのに、なんでデザイナーになろうと思ったのですか?
竹本さん:私には自分が働いている会社のサービスをみんなに使ってもらうという目標があるんですよ。 当時、社内にデザイナーが1人もいなかったので、自分がデザインをやった方が目標に近づけると感じました。
さらに、私はWEBサービスのデザインだけが全てではないと考えています。なので「リアルのデザイン」もしてみたいと思いイベントのチラシなどを一から制作していたこともあります。
ー目標へ今も進み続けているんですね!そんな中で、竹本さんはどんな時に成長したと感じますか?
竹本さん:やはり成果物を完成させた時に、それによって良い結果が出た時ですね。
例えば、チラシ一つにしても「何のために」作って、「どんな言葉」を使うのかを考えて作成します。その結果、集客に成功したり、WEBページのPV数が伸びていたりするとやっぱり嬉しいですね。
インターンをしたいと考えている学生さんへ
ー最後に、デザイナーのインターンをしようとしている学生さんに仕事をする時、心がけるポイントをお願いします。
竹本さん:デザイナーに必要なものは想像力やクリエイティブな発想が必要だと考えている学生さんが多いと思います。しかし、最も大切なことは「どれだけストックを貯められるか」だと思います。
まずは、自分の心惹かれたWEBサイトやチラシなどをストックしていってください。そのストックしたアイデアをヒントにあなたの作りたいものを作ってください。優れたものをいきなり作れるデザイナーはいません。試行錯誤を繰り返し、インターンの先輩などから知識・技術を吸収してください。
ここで大事なのは、先輩や社員さんに教えてもらうというよりは、「自分から学ぶんだ!」という熱意を持って仕事をしてください。そうすれば、あなたの作りたい物が必ず作れるようになります。
ー自分の目標のために思考錯誤を繰り返した結果、今の竹本さんがいるんですね!貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。