長期インターンを初めてみようと思い立っていざサイトの求人を見ると
「どれを選べばいいかわからない」 「自分にはスキルも無いし、大丈夫だろうか」 「ブラックだったらどうしよう、、」
そんな風に思うこともありますよね。 そこで今回は“長期インターンにおける求人の選び方”について説明していきます。
求人の選び方を知ることで期待できる効果
① 数多ある求人を比較できるようになる
② 長期インターンの全体像が掴める
③ 自分が応募したい企業が見つかる
それでは早速いきましょう!
ー職種の選択
求人を選ぶ際にまず目をつけて欲しいのは「職種」です。
職種:個人の仕事の種類
しかし、いきなり職種を選んでと言われても選べるはずありません。
そこで、職種を選ぶためにネットでいろいろ検索してみても結局何がなんだかさっぱり。
営業や企画、マーケティングっていろんなことやってるんだな〜くらいの感想の方がほとんどです。
そこで、今回はいわゆる職種の説明はしません!
今回は長期インターンにおける職種の選び方について説明します。
そもそも、実際に働いた経験のない学生が自分の適性がある職種なんて選べないはずです。
自分が実際にやってみる前から自分がどこに向いているのか考え続けるのは、
- サッカーをしたことがない人が自分に向いているポジションはどこか
- 本を読んだことがない人が自分の好きなジャンルは何か
- 異性と交際経験のない人が自分の理想の結婚相手はどんな人か
を考えるのと同じくらい不毛な悩みです。
ですので、職務経験がない学生には幅広い職種を見ていくのがおすすめ!
もし自分がインターンを経験してその職種に向いていないことがわかっても悲観する事はありません。
学生のうちに自分の適性を知ることができるのは非常に大きな学びです。
これがもし新卒だったら、、、
もし新卒で入社した会社で行う業務が驚くほど自分に向いておらず、毎日が苦痛だったらどうしたらいいでしょう?
新卒で入社した会社を数ヶ月で辞めるのは心理的なハードルも、その後のキャリについても影響が大きくなってしまいます。
長期的なスパンで考えたときに、
自分がより失敗しやすく
チャレンジを多くできるのはいつなのか、冷静に考えてみるといいですね。
そこで、まずはJ E E K内にある職種を羅列すると、、
【ビジネス職】
- 営業
- 企画
- マーケティング
- 事務
- ライター
【エンジニア職】
- エンジニア/プログラマー
- 編集・クリエイター
- デザイナー
がありますね!
一般的にいわゆるビジネスにおける知識や社会経験が積みたいなど、広く自分の成長や経験値を貯めて今後に活かしていきたいという方はビジネス職
自分の持っている知識やスキルを活かして実際のビジネスの場で用いていきたいという方はエンジニア職になります!
ー応募資格に準ずるか確認する
求人情報を見てみると、 そこには応募資格、勤務条件、企業情報、業務内容などなど… 多くの情報が載っているかと思います。
まずは、求人を開いて自分がそこに記載されている「応募資格」の条件を満たしているかどうか確認してください。 求人によっては
- 1or2年生限定
- 週4日以上
- Illustratorの使用経験
- プログラミングの使用経験または開発経験
などがあります。これらはすぐに自分の条件と照らし合わせることができるかと思います。このように比較的わかりやすい条件に関しては自分と条件が合致するかどうかよく確認してください。
しかし、少しわかりづらい勤務条件や応募資格ってありますよね?
例えば、
- 人と話すことに抵抗がない方
- 主体性のある方
- 何事も前向きに取り組める方
などなど、、 こういった条件については「こんな人におすすめ」という欄の中に書いてあることも多いです。
こういった定量的なものでない要件がなぜ設定されているかというと、
企業が求める「学生像」を伝えたいからです。
上記のものを企業側の意図を汲んで解釈してみましょう。
・業務の中で人と話すことが多い→人と話すことに抵抗がない方
・仕事を与えられるだけでなく自ら動き出して欲しい→主体性のある方
・インターン生はいち社員として仕事をすることになるので厳しいフィードバックをすることもある→何事も前向きに取り組める方
このように企業側が求める学生像がある程度把握することができるのです。 ここまで想像してみると具体的な業務内容や社風なんかも透けて見えてきませんか? これらの条件に合致するかどうかはまず確認することが大切です!
Q、応募資格を満たしていないのですが、応募してしまっていいでしょうか?(慶應大2年)
Q、自分が応募資格に準ずるかどうか不安です。(青山学院大3年)
こんな疑問にお答えしましょう。
1つ目の質問について
ーQ、応募資格を満たしていないのですが、応募してしまっていいでしょうか?(慶應大2年)
A、応募資格を満たしていないなら当然応募はできません。しかし、特例が認められる場合は意外と多かったりします。
例えば、大学1or2年生限定という求人であったとしても、休学する3年生の方が内定をいただけるということも多いです。
もし自分に特殊な事情があり、応募資格は満たしていないけれども、ほぼそれと同様の条件を兼ね備えているということであれば応募してみるのをおすすめします!
また、面接をしてくださるかどうかは応募したのちに書類選考によって決定します。
ですので、応募する際の自己PR文に個別の事情を記入しておくと企業の方に親切でしょう。
ーQ、自分が応募資格に準ずるかどうか不安です。(青山学院大3年)
A、自分が応募資格を満たしているかどうか微妙な場合ってありますよね。
例えば、応募資格にIllustratorの使用経験がある方、と書かれていたとします。
しかし、多くの学生の方は文化祭やサークルのパンフレットなど、短期的に用いたことがある程度で日常的にそのツールを使っているわけではなく、機能を使いこなしているかというとそんなこともない。
というのが現実です。
この時点で自分が企業側の求める採用基準を満たしているかどうか判別する方法はありません。なぜなら企業は選考において各々のスキルレベルをチェックするのであり、その明確な基準を公にしているものではないのです。
ですので、興味がある求人を見つけて自分が応募資格を満たしているかどうかわからない場合は、一度応募してみることをおすすめします!
ー勤務時間は平日での計算になっているかチェックする!
意外と学生が忘れがちなポイントです。 長期インターンは一般の企業で他の社員と同様に業務をこなすことになるので 基本的にはその企業の営業時間内で働いていただくことになります。
具体的には
平日 10:00~19:00 の間が多いですね。 ただしここで気をつけて欲しいのは、勤務条件に 「週3以上」 とだけ書かれて、具体的に何時から何時までなのか、土日は勤務することがでるのかどうかわからない場合もあります。
その場合は、一般的な企業の営業時間である平日 10:00~19:00を当てはめて見て、自分が条件に合うかどうか確認して見てください。
もちろん中には21時まで勤務可能な企業もありますし、数は少ないですが、土日も勤務できる企業もあります。
詳しい勤務条件に関しては個別の求人情報をよくチェックしてみてくださいね。 また、長期インターンは1日5時間以上など、半日程度の勤務で良しとされる場合がほとんどですので、うまくスケジュールを組んで時間を作ってみましょう。
ーQ長期インターンって平均的に週でどれくらい働くの?
もちろん個別の事情にもよりますが、週20時間程度になります。
少し多いと感じられた方も多いかと思いますが、長期のインターンシップは企業で実際に働くという経験になります。
ですので、学校と同じようにメンバー全員に平等に仕事が割り振られる物ではないのです。
主体的な人は多くの仕事を任され、受動的な人にはなかなか仕事は回ってきません。
コミット量が少なくて他の社員の方と業務を行う中で支障が出てきてしまう様ではいけません。
多くの仕事を経験したいのであればやはりある程度はコミットしなければいけないのです。
ー企業のホームページを確認する
同じ営業という職種でも企業が違えば、業務内容が変わってきます。
ですので、その企業がどんな事業を行っているのかを知る事は非常に重要です。
その企業がどんな事業を行っていかを知るためには企業のホームページで確認する様にしましょう。
また、企業のホームページには企業理念・ビジョンが載っていることもあります。
その企業のカルチャーを垣間見ることができます。
一度気になった求人の企業H Pを確認して見ましょう。
ーまとめ
いかがだったでしょうか? 今回は長期インターンにおける求人の選び方について解説しました。
どれも学生の方が忘れがちなポイントになるので、ご自身が求人を選ばれる際にはしっかりと意識できる様にしてくださいね!
- 職種は幅広くみる
- 応募資格を満たしているか確認する
- 応募資格を満たしているか微妙なところは実際に応募して企業側に判断してもらう
- 勤務時間の計算は基本的に平日の10:00~19:00
- 平均的なコミット量(勤務量)は週に20時間程度
- 企業のホームページを必ずチェックする