Profile
天野彰さん
株式会社エス・エム・エスでインターン中の大学生
WEB開発の現場で学びたい
Q.まず初めにインターンをされている会社名を伺ってもよろしいでしょうか?
天野彰さん(以下 天野さん):はい。株式会社エス・エム・エスでインターンをしています。SMSは医療や介護といったサービスを扱う会社です。
Q.天野さんはインターンシップをされてどのくらい経ちますか?
天野さん:九月の頭から正式に業務を行っており、半年経たないくらいです。
Q.いま担当されている業務はどういったものですか?
天野さん:介護サービスにおける経営支援をする部署にいます。
Q.責任感のある仕事を任せられていますね。それではいくつか聞いていきたいと思います。まずインターンをはじめようとしたきっかけはなんですか?
天野さん:私はインターンをする前、三月から仲間とWEBサービスをつくっていました。私はメンバーを集め、アイディアを出すなど率先していました。それでWEBサービスの開発をやっていくうちに、「実際に企業でWEB開発に携わっている人は、どのように取り組んでいるのだろう」と思いました。そして、調べていくうちに長期インターンを知りました。インターンは実際のビジネスを知るきっかけにもなりますし、有給なので私の希望にぴったりでした。
Q.インターン先としていくつかの企業が候補に挙がったと思うのですが、その中でSMSさんを選んだ決め手となったのは何でしょうか?
天野さん:インターン生でも事業を企画したり運営したりすることが出来る会社に興味がありました。また、ベンチャー企業にも興味がありました。なので特に医療介護という業種だけではなく、ひと通り興味のある企業を見て、企業の担当者の反応がよかった会社に行こうと思いました。
Q.天野さんが自分のことをアピールして、企業さんの反応を見て、よい企業に行ってみたいということですね。
天野さん:そうですね。JEEKさんの説明会にも参加しました。イベントでアドバイザーの方から、自分に合っている会社だと伺い、エス・エム・エスを選びました。その際に自分の意向を反映してくれたのはありがたかったです。
――JEEKのPRまでありがとうございます(笑)
急成長する事務所
Q.それでは実際にインターンシップをやってみて、大分期間も経ちましたが、社内の雰囲気はどうですか?
天野さん:私のいる介護事業所の開発支援を行う部署は売り上げが伸びていることもあって活気があります。四月の段階では30人か40人しかいなかったのですが、今年の終わりで百人くらいにまで増えました。
Q.相当成長していますね‼
天野さん:そうなんですよ。インターンを始めた当初は周りでもエス・エム・エスの名前をあまり聞かなかったのですが、最近だとよく聞くようになりました。
マネジメントや売り込み、コンサルやセミナーも
Q.SMSは複数のサービスを同時展開していて、それぞれのサービスを少人数でまわしていると聞いたのですが、実際どのくらいの人数でサービスをまわすのでしょうか?
天野さん:どのサービスを行う部署に所属するかによって、かなり人数が変わります。私の所属している部署は会社の中では比較的人が多いです。
Q.なぜ天野さんが所属されている部署は人が多いのでしょうか?
天野さん:単純に人手が要るかどうかで人数は決まります。何か企画して、エンジニアさんにそれを作ってもらう部署だと少人数でまわしていたりします。一方、私の所属している部署は介護の事業者さんと連携していて、マネジメントのほか、売り込みやコンサルや、セミナーをやったりと、足を使った仕事が多いです。そのため多くの人数が必要になります。
Q.部署の中では、何をされていますか?
天野さん:介護事業所を起業する人のサポートをしています。クライアントの代わりにサービスをつくったりするなど、ノウハウの提供も行っています。
自分で考え取り組んでいくことの大切さ
Q.それでは聞いてみたいのですが、インターンをしてみて「ここは成長したなぁ」と感じる点はありますか?
天野さん:成長した点ですか。難しいですね(笑)
Q.以前に自分でサービスをつくった時と比べ、今回どういったことを得られましたか?
天野さん:「ただ与えられたことをこなすだけでは、うまくいかない」ということを学びました。私の仕事は一般業務なので、上司の方がメインの考え方を示してくださるのですが、そのままやると意外と時間がかかってしまったり、かえって無駄手間だったりすることもあります。ただ言われたことだけをやったら、「あれ、確かにやったけど、ゴールに対して効率よくないよね」ってなります。
人に言われたり、きまったことでも、自分で考えたり、意識したりして、作業をやっていく。いま自分がなにをやっているのかを意識することが大切です。そして、いまチーム全体がなにをやっていて、自分はなにをやっているのか。やる人それぞれがきちんとゴールを見てやらないとうまくいかないですね。
Q.全員がゴールを意識して、それぞれが自分で考えて取り組んでいくことの大切さを学んだということですか?
天野さん:他の部署の話を聞くと、少人数だと、それぞれがしっかりやって上手くいきます。でも大人数だと、ただの「作業お兄ちゃん」になってしまうんですよね。私も最初の一か月くらい、「作業お兄ちゃん」になりかげていました。でも途中で気づいたんですよね。それだけではうまくいかないと。そして「作業お兄ちゃん」から抜け出ました(笑)
これからインターンに挑戦する人へ
Q.それでは将来の夢を聞かせていただいてもよろしいでしょうか?
天野さん:自分で経営をしたいです。事業を創るというより、自分がやりたいことを形にするといった仕事をしたいです。
Q.その辺は具体的にどうするかはやっていく中で考えていくということですか。なるほど。 それではみなさんへメッセージとかあったりしますか。先ほどのインターンをただするだけではダメとかも一つのメッセージですが、他にあれば伺ってもよろしいですか。特にこれからインターンに挑戦しようと考えている学生の方へあればお願いします。
天野さん:インターンは就活目的で考えている人が多いですが、私は自分自身で事業をやっていたことから、事業をビジネスという実際の場で学べるところに入りました。自分が取り組んでいることを実際に学んでいくといった目的でもいいんじゃないかと思います。JEEKさんは有給のインターン求人を掲載しているので、「バイトするくらいなら有給インターン」とかでも、きっかけとしてはいいですね。
――有給もきっかけとしてはありますが、学びたいという目的のもとインターンを始め、入った後、自分でやっていく中で、どういったらうまくいくか考えていくということが大切である、というメッセージでしょうか。貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。