就職活動中、もしくはすでに内定を持っている大学4年生(4回生)の方は、就活が始まったから、もうインターンに参加しても意味がないと考えていないでしょうか?

決してそんなことはありません。むしろ、就職活動をした・内定を獲得したあとだからこそ、より将来を考える必要があるのです。

そんな大学4年生(4回生)の方がインターンシップに参加するメリットをお教えします。

インターンとアルバイトの違いって?

4年生からインターンシップを始めるメリットとは?

4年生がインターンに挑戦するメリットは、以下のようなものがあります。

就職後の自分の姿、やりたい仕事が見えてくる。

現在、入社3年後の離職率は30パーセントを超えています。その理由の多くは、「自分が思っていたものと違った。」という企業とのミスマッチのために起こっています。

しかし入社する前に就業経験を積むことで就職した後のイメージもつきますし、自分のやりたいこと、あまり得意ではないことを認識することができます。

それを知っていると知らないとでは入社後の充実度も変わってくることでしょう。

就職活動ではわからなかった世界を知れる。

長期インターンを募集している企業はベンチャー企業が多いです。そのため、大手に比べて大きな仕事を任せられることチャンスが巡ってきやすいといえます。

就職活動で自己分析や面接の対策をすることも大切ですが、実際に自分の手で仕事を成し遂げる経験は、机上では知ることができないものです。

その経験のなかで見つけた自分の特性や強みは社会に出てからも役立ちますし、就活においても必ず役立ちます。

実務経験により、入社後に差をつけられる。

入社した会社では、すぐに競争が始まります。早いうちに実力をつけて活躍したいと思う人ならなおさら、内定をもらった後でもインターンをするべきでしょう。

実際、インターン等で実務経験を積んだ人とそうでない人の差は少なからず見受けられます。入社前にスキルや知識を身につけた人は、即戦力として働ける可能性が大きく広がるのです。

入社したあとに自信を持って仕事をできるように、4年生の間にたくさんのことを学んでおくと、周りの人と差をつけることができます。

バイトよりも稼げる

「インターンは稼げない」というイメージがあるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

JEEKに掲載している会社の平均時給は1,084円(左記は基本時給。インセンティブを設ける会社多数)で、中には1,500円を超えるようなところもあります。

新宿区のアルバイトの平均時給が1,072円なので、場合によってはアルバイトよりも稼げるのです。

そのため、

・卒業までの単位をすべて取り終えていたり、内定が決まっていて割と時間がある

・お金を稼ぎたい

・就職するまでに自分のスキルをあげておきたい

という方はぜひともインターンに挑戦してみてください。

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社会に出る前にメンターのような存在の大人に出会える

インターンでは社員の方とインターン生が一緒に会社を作り上げているといっても過言ではありません。

そのため大手の会社よりも社員との距離が近く、困った時には親身になって相談に乗ってくれます。

大学生には、バリバリ働いている大人と関わる機会はあまりありません。

社会に出る前にそのような大人と出会えることは、就職したあとも必ず財産になります。

時間に融通がきく

4年生のなかにも、時間がある人ばかりではないと思います。

取らなければいけない単位が残っていたり、面接やセミナーにもいかなければなりません。

そういった人にも、インターンはおすすめです。

インターン先は大学生が多くいるため、テスト期間や就活の期間には寛容です。

忙しい時には時間のある時だけコミットし、余裕が出てきた時に働く、ということが許されるのはアルバイトでは難しいことのように感じます。

そのため、忙しい4年生にもインターンが適しているのです。

インターンシップ参加までの流れはこちら

4年生が長期インターンを始めるときに注意することは?

4年生になってからインターンをすることはメリットばかりですが、その一方で気をつけなければならないこともあります。

インターンを検討している人は、以下のことに気をつけましょう。

企業選びは慎重に!

4年生はインターンに参加できる期間も短いため、その期間内にできることは限られています。

そのため、自分がやりたいことを明確にして企業選びをするようにしましょう!

目的意識を明確にしよう

せっかく4年生の貴重な時期をインターンに費やすのですから、しっかりとした目的を持って臨む必要があります。

自分の目的とそれに適した会社を選び、有意義なインターンにしましょう。

ー入社後に活躍したいなら

入社後に即戦力となって活躍したい学生は、裁量権を与えられてたくさん挑戦できる会社を選ぶべきでしょう。

先ほども述べたように、インターン生を募集する会社はベンチャー企業が多く、大手よりも大きな仕事を任せてもらえる機会が多いといえます。

大量に人材がいる大手では組織図がしっかりしており、自分のやりたいことが必ずしもできるとは限らないからです。

そのため、インターンの目的を「入社後の活躍」とする人は挑戦する機会が与えられるかどうかに着目して会社選びをしましょう。

ー視野を広げたいなら

社会に出るまでの1年間で視野を広げたいという方は、内定先や就活で受けている企業とは別業界であったり、規模が全く違う会社を選ぶと良いでしょう。

自分が就職する会社とは異なる業界で働くことによって、視野が広がるのはもちろん、その経験を就職したあとにも生かすことができます。

また、規模の違う業界で働くことで、全く違う働き方を経験することができます。

例えば、大手に就職することが決まっている人が入社前にベンチャー企業でインターンをしたとします。

その人はベンチャースピリットと呼ばれる、「独創性の高い事業で世の中の発展に貢献しようとする志」を身につけて入社していきます。

全く規模の違う会社に入ったとしてもそこで学んだことは必ず生きてきます。

みなさんのなかにも、行き詰った時に、全く関係のないことを参考にすることで物事が解決した、という経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。

また、仮に就職するまでにどこの企業でも働かなかったら、自分の会社のことしか知ることができません。

それはある意味危険なことと言えるでしょう。

仮におかしなことがあったとしても、「そういうものなのか」と思ってしまい、気づくことができないからです。

留学や旅行などで視野が広がるというのも一理ありますが、仕事の上での視野は仕事をすることによって広がるのではないかと思います。

長期インターンで企業を選ぶときのポイント 

最後に

「4年生でインターンをするのは遅い」

「内定が決まっているなら残りの大学生活は遊びに時間を費やすべき」

「就活が終わってからやっても意味がない」

など様々な声が聞かれますが、4年生で社会に出る直前だからこそ、インターンをするべきだと思います。

インターンは、社会に出る前に自分を本当の意味で知ることができる最高のチャンスです。

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