大学3年生になると、多くの学生が参加しているインターンシップ説明会。一体どのようなものなのでしょうか?JEEK(ジーク)でご紹介している、インターンシップ説明会なども参考に、ご紹介させていただきます!
インターンシップ説明会とは?
「インターンシップ説明会と就活本番時の会社説明会って何が違うの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
インターンシップ説明会と会社説明会の主な違いとして、選考過程に含まれている可能性があるか無いかということです。インターンシップ説明会は、会社説明会と同様に会社について説明されます。
しかし、本選考の選考過程に含まれている可能性はありません。しかしインターンシップ説明会には、独自のメリットが存在します。
インターン説明会のメリット
・業界・企業について知れる
来たる就職活動のために、業界研究を始めたい学生の方々も多いのでは無いでしょうか?業界研究といっても、業界はたくさんあり、業際と言われる複数の業界にまたがってビジネスを行う企業も存在します。
このようにたくさんある業界の、様々な特色を持った企業について知ることは大切です。将来就活のため、自分にあった業界・企業で働くために選択肢を増やしておきましょう。
・権利が取れる
企業が行なっている、短期または長期インターンシップにエントリーすることができます。
もちろん企業のホームページや、JEEKのようなインターンシップや就職活動、キャリアを支援をしているようなウェブサイトからの申し込みも可能です。
しかし説明会では、それぞれの企業のアンケートフォームなどが配布されることがあります。企業によりますが、その用紙にインターンシップ選考面接の希望日時を書き込む欄があります。
このように魅力的と感じた企業のインターンシップにすぐエントリーできるといったメリットもあります。
さらに説明会後に先着で、グループディスカッションなどの簡単なワークを開催していることもあります。その成績により、インターンシップ選考で有利になるケースもあります。
デメリット
・学業との両立
こういった説明会には履歴書などを持って行く必要があります。さらにインターンシップ説明会の時間が、大学の授業の時間に行われることも少なくありません。
あちこちに会場がある説明会に参加することは体力も必要なので、テストなどで忙しい時期に、説明会が入ってしまうと大変です。
ではインターンシップ説明会にはどういった形式があるのでしょう?
インターンシップ説明会の主な形式としては、合同説明会と個別説明会があります。
インターンシップ説明会とは?〜合同説明会編〜
合同説明会とは
合同説明会とは、複数の企業が自社のブースを持って企業説明をする大きな一つの会場です。こういった合同説明会での企業説明では、会社の業務内容などを丁寧に詳しく説明されることは少ないです。
就職活動開始後にそれぞれの企業や、その業界に興味を持ってもらい、エントリーしてもらえる機会を増やすために行います。そのため、説明会の時間約15〜30分ほどに区切り、同じ説明が繰り返されます。
そのため学生は15〜30分の間隔で、それぞれの企業のブースを回ります。ちなみに合同説明会に参加する際は、「私服でお越しください」という表記がない限り、リクルートスーツで行くことが望ましいです。
「私服でお越しください」といった表記がある場合でも、オフィスに行ける服装かどうか確認しましょう。
詳しくは面接時の服装をご参照ください。
合同説明会ですべきことは!?
では、合同説明会で積極的にしなければいけないこととは何でしょうか?合同説明会ではたくさんの企業ブースとたくさんの社会人、そして学生に囲まれます。
最初の合同説明会では右も左も分からなくなったという方もいらっしゃいます。そうならないためにも、まずは分かる範囲で合同説明会にブースを出す企業について調べておきましょう。
調べることによって、1番始めに興味がある企業ブースで説明を受けることができます。その後は、少しでも興味のある業界や企業であれば、積極的に説明を聞きに行きましょう。
知らない業界や企業を知ることによって、就職活動時の選択肢を増やすことができます。
合同説明会ってそもそも重要?
ここまで合同説明会の大切さについて述べてきました。しかしすでに興味がある業界と、志望する企業が明確に決まっているのであれば、参加する必要はありません。
なぜならここで知る情報は、その後の個別説明会や企業説明会で知ることができるからです。しかし、興味がある業界の企業がブースを出しているのであれば、参加することをおすすめします。
「メリット」でも述べましたが、説明会ではアンケート用紙などが配られます。こういったアンケート用紙で積極的な学生に、直接連絡を取ってくる企業もあります。
さらに、インターンシップについての説明や、スケジュール決めまで行われることもあります。したがって「業界も志望する企業も決まってるから必要ない」と決めてしまうのは惜しいです。
インターンシップ説明会とは?〜個別説明会編〜 企業説明会
個別説明会とは?
個別説明会は企業説明会とも呼ばれています。ここでは一つの企業から、会社の一部屋だったり、どこかの会場で詳しい企業説明を受けることができます。
企業説明の内容は、合同説明会と異なります。例として、業務内容や決算報告、そして採用についてなどが挙げられます。
数時間かけて、丁寧に自社について説明することにより、学生に企業の特色などを知ってもらう機会となっています。
志望動機などで、志望企業にしかない特色などについて触れるためには、こういった個別説明会に参加する必要があります。
個別説明会ですべきことは?
個別説明会では1〜3時間に渡って説明を受けます。莫大な情報量ですが、きちんとメモをしてしっかり聞いておきましょう。
企業の業務内容、強み、社風などは志望動機を書く際に大切なポイントとなります。さらに参加している学生と連絡先を交換することをおすすめします。
したがって説明会後にエントリーシート(ES)や面接といった、選考情報を共有することができます。
個別説明会ってそもそも重要?
企業の詳しい説明を聞くことによって、志望動機やエントリーシートが書きやすくなります。ホームページや合同説明会では聞けなかった情報を、個別説明会では丁寧に説明されるため、企業研究のためには大切です。
インターンシップ説明会の服装はこちらを参考にしてください
合同説明会と個別説明会の違いは?
ここまで合同説明会と個別説明会についてそれぞれの説明をしましたが、大きく違う点をまとめました。
1.参加企業数
2.説明される内容
合同説明会には複数の企業が参加し、興味を持ってもらうための簡単な説明を行います。一方で個別説明会は、一社が自社についての詳しい説明を行います。
どちらも就職活動の準備のために大切な説明会です。自分の視野を広げ、魅力的な業界・企業については深く理解できるように参加することをおすすめします。
最後に
就職活動が解禁されたらすぐに志望する企業の面接に行けるように、きちんと準備することが大切です。
ちなみにJEEKでは、エントリーシートの書き方や面接対策をサポートするイベントを行っています。さらに電話での相談も受け付けています。企業選びやエントリーシートにつまづいてしまった方、具体的なインターンの応募方法がわからない方も、ぜひご相談ください。