現在、短期インターンは多くの企業で実施されています。その分、学生にとっては選択肢が増えたともいえますし、選択が難しくなったともいえます。

そこで、今回は、短期インターンに参加する企業の選び方について解説していきます。短期インターンをはじめ、キャリアに関する疑問はぜひJEEK(ジーク)にご相談ください。

短期インターンとは

短期インターンの選び方!

みなさんインターンシップを探す時は、何を基準に選んでいますか?選ぶ基準がはっきり定まっていないまま、いきなり求人記事を見ることは得策ではありません。

短期インターンは期間が短いため、自分が求めているものを叶えることができる環境であることが大切です。

ではその選ぶ基準には、一体どのようなものがあるでしょうか?

短期インターンに参加する目的を考える

短期インターンは、日数や企業・会社によって内容も様々です。豊富なコンテンツがあるために、それぞれのインターンシップで得られるものは当然異なります。

したがって、自分の目的に合った短期インターンを選択することが、充実したインターンを叶えるポイントなのです。さらに、目的を明確にしておくことで、志望動機や自己PRも書きやすくなるというメリットもあります。

では、短期インターンに参加する目的として、一般的にどのような目的が考えられるでしょうか?主に4つあります。

・業界研究がしたい

来たる就職活動のために、業界研究を始めたい学生の方々も多いのでは無いでしょうか?業界研究といっても、業界はたくさんあり、業際と言われる複数の業界にまたがってビジネスを行う企業も存在します。

したがって、より多くの業界を見たい方は、業界首位の企業が開催する1dayインターンに参加するのが良いでしょう。1日でその業界のトップ企業が仕事内容など、業界研究に必要な情報を教えてくれます。

1dayインターンって何?

・実力を試したい

独学でプログラミングを覚えた方、英語が得意な方、デザインが好きな方等々いらっしゃいますよね。将来自分のスキルや好きなことで活躍したい方は、自分の実力を試すことによって軸が定まることも多いです。

このようにスキルを試したい方は、ベンチャー企業の5daysインターンなどの、数日間開催される短期インターンシップに参加することをおすすめします。

実践型や業務体験型といったプログラムであれば、実務を任せてもらえる可能性が高いす。

・起業したい

近年、学生起業家と言われる同世代の方が増えて来ました。学生のうちに起業したい方や、卒業後すぐに起業したい方におすすめするのは、少数精鋭のスタートアップ企業です。

創業間もない企業や会社であれば、学生の責任ある仕事への裁量が大きいです。さらに、常に社長のそばで働くため、起業するにあたって必要なスキルを学ぶことができます。

・経験を積みたい

就職活動を控えた3年生以外にも、1・2年生でも短期インターンに参加することができます。ベンチャー企業が開催する短期インターンを中心に、学年不問の短期インターンが存在します。

1・2年生のうちから短期インターンに参加する、動き出しの早い学生や、就活を目前に控えた3年生とともに、グループワーク等で議論することで、自身の経験値を深めることができます

そして目的をはっきりさせることと同等に大切なのが、「どういった形式のインターンに参加するか」です。インターンの形式は大きく分けて4つあります。

1・2年生におすすめのインターンシップはこちら

・実践型

短期間ですが、実際の社員と同じように出社して、事業の運営を任される内容です。朝から夕方までオフィスで仕事をするので、大学や他の予定とのバランスをうまく管理する必要があります。

・体験型

実践型と異なり、実際の業務ではなく簡単な体験プログラムが用意されています。内容のレベルの目安としては、新入社員が任されることと同じ難易度です。

あまり難しい業務は任されないので、職場の雰囲気を知るためには最適と言えます。

・課題・個人またはグループによるワーク型

プログラムによっては2週間ほどかかるワークを課されますが、1dayインターンでも実施される内容です。企業から出された企画や課題を実行する内容です。

問題点の洗い出しといった、社会に出てから必要になるスキルを身に付けることができます。

・説明会・グループディスカッション型

グループディスカッションが課題・グループワーク型と異なる点は、テーマについてグループで議論し、解決策を提案するという点です。

分析能力だけでなく、論理的に話す力やなどのスキルを身に付けることができます。1dayインターンとして開催されるものが多いです。さらにこういったディスカッション形式のインターンは、会社説明会と合わせて行われるものが多いです。

目的を明確にし、目的を達成できる短期インターンの形式を選びましょう。この作業によって、かなり企業が絞られる業界もあります。

期間や形式について確認する

大学生は学業が大切です。授業で忙しい中、1週間の実践型の短期インターンに参加することは困難です。

しかし企業や会社によって、期間も形式も様々ですので、予定に合わせたインターンの計画を立てましょう。「短期インターンに参加する目的を考える」でも述べましたが、形式は様々です。

企業説明会、ケーススタディ、グループディスカッションや、1dayのグループワークであれば、忙しい方でも参加できます。

業界の絞りすぎはNG

インターンを選ぶ際に、興味のある業界や企業から始めるのは構いません。しかし就活初期段階は、自分の知っている企業を志望する傾向があります。

したがって短期インターン等の機会をうまく活用し、視野を広げておきましょう。選択肢としてあらゆる業界について知っておくことは、自分の可能性を広げるためにも重要です。

そして、志望度が高い業界のインターンを選ぶ際には、業界の首位企業と第2位の企業、またはライバル企業に参加しましょう。それぞれの魅力的な点を比較しておくことで、就活の企業選びに役立ちます。

難関と呼ばれる企業も受けてみよう

短期インターンは就職活動の準備期間に、実力試しや練習・経験を積むためにするという学生が多いです。昨今では全大学生の7割がインターンシップに参加しています。

したがって倍率が高い企業が人気企業であることも多々あります。そんな人気が高い企業や選考が難しい企業は、「受からない」と思ってもチャレンジしてみましょう

厳しい選考に慣れておくことは、就活本番のための練習にもなります。

条件面の確認を忘れない

体験型、ワーク型、説明会型のインターンシップでは、一般的に給与は支払われません

しかしインターン生が作成した資料であっても、クライアントに提出した場合企業の業務を果たしたこととなり、給与を支払わなくてはいけません。

したがって実践型のインターンは給与が出ることがほとんどです。交通費を含めた、このような労働条件については、確認を怠らないようにしましょう。

最後に

今回のポイント

①目的を考える

②期間や形式について確認

③業界の絞りすぎはNG

④難関と呼ばれる企業も受けてみよう

⑤条件面の確認を忘れない

いきなり求人記事からインターン先を探しても、膨大な情報量に圧倒されてしまいます。就職活動の練習のためにも、効率的な企業選びの仕方を覚えましょう。

ちなみにJEEKでは、エントリーシートの書き方や面接対策をサポートするイベントを行っています。

さらに電話での相談も受け付けています。企業選びにつまづいてしまった方、具体的な応募方法がわからない方も、ぜひご相談ください。

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