JEEKを学生時代に利用した方は、様々な進路を歩んでいます。大手企業やベンチャー企業へ就職する人もいれば、学生起業、独立(個人事業主)など様々です。
そこで、それぞれがどのような進路を歩んでいるのかまとめてみました!みなさんのキャリア選択、インターンに参加するかの参考にしてくださいね。
長期インターンシップ経験者、やっぱり一番多いのは就職!
長期インターンシップと就職活動
長期インターンシップの経験が無いと採用されにくいというわけではありません。しかしインターンによって得られる経験やスキルが就職活動で有利に働く要因となるため、近年インターンシップが就活生や企業に注目されているのです。
長期インターンで得られること
一定期間社会人としての責任を負いながら企業で働くことにより、社会人としてのマナーやスキルが身につきます。さらに、アルバイトしか経験したことがない学生と、インターンシップを経験したことがある学生では、その業界での思考能力や知識の幅が全く違います。
地頭がいい人だとしても、インターンシップでは経験値が圧倒的に違う社会人と働くため、あらゆる問題や挫折に直面する機会があります。それを自分の力で打破しなくてはいけないため社会人として成長します。この経験があることで、自己PRなど面接や履歴書で他の学生との差別化を図ることができます。
具体的になぜ就職活動で有利になるのか
1社会人としてのマナー・スキル
アルバイトでもそれなりに社会に出るためのマナーは身につきます。しかしインターンシップでは社会人としての対応を所属する企業の顧客から求められ、企業の売り上げや存続に関わるため、アルバイトと比べて妥協が許されません。
2思考能力
長期インターンで得られることでも書きましたが、自分より何倍も長い間社会人として働いている社員の方達と仕事することによって、いくらもともと論理的に考えられる学生であっても知っている世界の狭さや知識の浅さに気づくと思います。
社員の方の問題発見方法、解決方法、戦略の立て方、実行するための推進力を間近で見て実践することによって、自分の思考能力が育ちます。それは面接や自己PRに現れるので就職活動で有利になります。
3履歴書や自己PRに具体性が出る
インターンシップは、社会人としてのマナー・スキルや、思考能力などによって出た成果を体感しやすいです。なぜなら営業であれば新規顧客を獲得できたなど、アルバイトと比べて企業に貢献した内容を知る機会が多いからです。
さらにそれは数字でも表れます。したがって面接やエントリーシート(ES)で具体的に自己PRすることができ、その内容には信憑性があります。サークルなどの実績を語るのも良いですが、社会人として出した実績をもとに「御社に貢献できる」と語った方が面接官に響きます。
最難関企業へ多数の内定者を輩出!(JEEK利用者の内定先)
「外資系企業」
Google、Microsoft、Goldman sachs、Citi Group、Nestle、P&G、Boston Consulting Group、Bain & Company、IBM、accenture、HP、LINE...etc
「日系企業」
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難関ベンチャー企業への内定者も!
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(人気企業ランキング、JEEK就活記事から抜粋、JEEK就活記事プラス人気ベンチャー)
長期インターンを経験して、学生時代に起業や独立する事例も!
長期インターンシップと起業・独立
インターンシップでは経営層の社員と関わる機会があります。特に小さいオフィスで社長や人事部の社員と同じフロアで働ける場では、彼らの仕事の仕方を間近で見れたり、食事に同行できる機会があり、話を聞くことができます。
そのような機会がなくてもその会社の一部としてインターン生は働くので会社の構造や、社会の仕組みを知れることにより、大学在学中または卒業後に企業するノウハウを身につけることができるのです。
長期インターンで身につくスキル(具体的に)
上の就職活動編で述べたスキルに加え、起業や独立をするには異なった能力が求められます。では実際にどのようなスキルが必要で、そのうちのどんな能力が身につくのでしょうか。
起業編
起業するにあたって新しい事業を考え、生みだすためにはたくさんの能力を組み合わせて応用しなければなりません。それらのたくさんの能力を総合して、ここでは新規事業開発能力と呼びます。
新規事業開発能力はこの記事で述べるもの以外にもたくさんあり、業界によって求められるものも変わってくるため一概には言えません。
さらにこれらは勉強して身につくスキルではなく、実際にやってみて、成功や失敗を繰り返しながら身につけるものです。なのでここではインターンシップを通して得られる、新規事業開発能力に関わるスキルを4つご紹介します。
状況判断力・予測能力
どんな事業を立ち上げるかは、市場の現状と、その将来の需要を理解することによって決まります。そのためには状況判断能力をもとに、自分が関わりたい市場の実態を把握しなくてはなりません。そして得た情報から今何が足りていないのかを分析し、将来その市場で求められるものを予測する必要があります。
経験するインターンシップにもよりますが、次に自分に求められるだろう仕事を予測し、先輩からの指示を仰ぐ前に行動できるインターン生は企業に貢献できている方が多いです。自分だけでなく、配属されている部署の得意・不得意な分野や売り上げなどの情報をもとに、今求められている仕事を考えて自主的に発案する能力はアルバイトでは培われません。
構想
発案した後に実行しなくては現状を変えることはできません。そのためには基本的な事業の方針を定める必要があります。方針は事業の核となるため、曖昧ではどこかから崩れます。
どんなユーザーに向けているか、どんな目的でこの事業が発案されたのか、予測されるリスクにはどんなものがあるのか等々を明確にして、マイルストーンを定めていきます。
インターンシップでは自分が発案した企画やプロジェクトを自分で進めて行く機会があるので、企業に比べたら小規模ではありますが、自分で発案したものを企画書としてまとめ実行する経験ができます。
展開
起業時に立ち上げた一つの事業だけで運営し続けていく企業は少ないです。一つの事業を応用し、また別の分野で活躍できるように発展させることが展開です。
社会人のようにインターン生として働くと、何かしらの成功や失敗を経験をします。その経験から次に繋げる必要があるので、インターンを始めた頃から変化した自分を次の進歩に繋げる方法を考える訓練ができます。
上記で述べたスキルは一例で、さらにインターンシップを経験しなくてもこれらのスキルを違う環境で学ぶ方もいます。しかしインターンシップでは起業するために必要な一部の能力を得ることができやすい環境であることも事実です。
独立・フリーランス編
独立・フリーランスとして働くためのスキルは起業と同様にたくさんあり、さらにこちらも同様に実際に経験して失敗を繰り返して得られるものが大半です。そのため、インターンシップを通して得られる独立するために役に立つような能力をご紹介します。
営業力
学生のうちにインターンシップを通して早いうちから営業を学ぶことにより、大学卒業後から学んだ人と比べ、大学卒業時のスタートラインの時点で踏んでいる場数が異なります。営業力はトライアンドエラーを繰り返して身につけるので、インターンで営業を経験することによって早く独立することができます。
開発力
アプリやシステムの開発などができる人材は希少価値が高いです。インターンシップによって現在使われている技術やシステムを把握することにより、卒業までにどんなことを勉強しないといけないかが明確になります。よって卒業後に独立しても社会に求められる技術を提供しやすくなるのです。
デザイン力
どんなにいいデザインを想像できても形にできなかったら評価してもらえません。業界ごとにどのようにデザインを形にしていくのかが異なるので、インターンシップを通して基礎知識と技術をつけておくことにより上記した技術力同様即戦力となりやすいです。
最後に
短期インターンシップにも長期インターンシップにもそれぞれメリットとデメリットがあり、達成できる目的も異なります。まずはどんな目的でインターンシップをするのかを明確にすることをおすすめします。インターンシップに関連する他の記事もあるのでぜひ読んでください。
またJEEKでは、就職活動に役立つようなイベントも開催しております。気軽にご参加ください。