JEEKでは年間5,000人以上のインターン志望学生さんとお話しする中で、よく「長期インターンの選考は私服ですか?」という質問をよく受けます。
長期インターンの選考では、職種や業界によって求められる服装は様々です。必ずしもスーツがふさわしいわけでもないですし、私服がいいわけでもありません。
みなさんの受ける企業にふさわしい服装で面接に挑むことで、インターンの採用を勝ち取りましょう!
インターンの種類と選考過程について
みなさんはインターンシップは2種類存在することはご存知でしょうか?
一つ目は長期インターンで、もう一つは短期インターンです。
長期インターンとは、1ヶ月以上の長期間インターンシップを指します。就活生はもちろん、大学1、2年生からも参加することが可能です。
また、企業ごとに異なりますが企業によっては有給である場合があります。
短期インターンと比べて実際に企業の社員と共に実務を長期間経験するため、スキルアップしたい学生や就職を有利に進めたい学生にとって良い機会となります。
アルバイト以上の仕事を任せてもらえるケースが多く、その分責任も大きなものとなります。
短期インターンは1日から1週間前後のインターンシップですが、主に大学3年生や修士1年生などの就活生が対象となっています。
こういったインターンでは、グループワークが中心となり、与えられたお題をグループで進めていくという形式になります。
数日間様々な業務を試すことのできるようなインターンを行う企業もあります。基本的には就職活動の採用活動の一環として行われるもので、無給で行われることが多いです。
インターンシップについて理解が深まったところで、つぎに採用までの流れを確認してみましょう!
インターンシップ採用の流れ
エントリーシート(ES)
企業ごとに様々ですが面接希望者が多い場合などに、書類選考を行うことがあります。
このとき必要となるものがエントリーシートです。ESと呼ばれたりします。
ESは、名前、年齢といった基本的な個人情報の他に、趣味や特技、志望動機なども問われる場合があります。
ESは企業に自分を売り込み、面接まで漕ぎ着けるためのアピールの場です。
ESで落とされてしまうと、面接の機会も失われてしまいます。いかに自分を魅力的にみせるかがポイントです。
履歴書
ESを書かせずに履歴書の提出を求める企業もあれば、ESの合格通知の後に、面接の際持ってくるよう指示する企業もあります。
基本的にはESと同じ構造ですが個人情報や学歴、職業履歴などが詳しく問われます。
ESが自己アピールするための企画書だとすれば、履歴書は学生のバックグラウンドを知るための、具体的な裏付けであると言えます。
面接
エントリーシートや履歴書を企業に送り、晴れて合格通知がきてやっと面接にたどり着くことができます。
エントリーが済むと、企業側から面接の日程が知らされます。面接では志望動機や長所や短所、勤務可能な時間帯やなどが問われます。
面接時には遅刻は厳禁です。遅刻した時点でインターンに取ってもらえる可能性は一気に下がるといえます。
服装などは企業によって様々で、ベンチャー企業などでは私服でいいという企業もあります。
履歴書に必要な写真はどこで取ればいいの?
普通の就職活動と違い、アルバイトと同様にインターンシップの場合は基本的に駅中にあるような証明写真機で大丈夫です。
ただし、派手な格好をしたり当日急いで撮るようなことは極力避けた方がいいでしょう。背筋は伸ばし、なるべく顔全体が見えるような写真を撮りましょう。
採用面接での「何か質問はありますか?」をチャンスに変える5つの質問例
こんな格好はNG!長期インターン面接時にNGな服装は?
会って10秒でインターン生の採用・不採用が決まると言われるほど、第一印象はとても重要です。
近年ではベンチャー企業などでは、インターンシップに参加するときの服装として、私服での参加を認める企業が増えてきています。
職種としてもエンジニアなどはインターンが始まってもリラックスした状態を保つために私服でよいとされる場合が多いです。
夏に実施されるような短期インターンでは就活生に配慮して私服着用可能とする企業もあります。
ほとんどの業界は服装指定があるのでまず求人情報やメールをしっかり確認することが大切です。
しかし私服でいい場合でも面接時には敬遠される服装というものがあります。第一印象を好印象にし、面接時に良いスタートを切るためにもしっかりとポイントを押さえておきましょう。
男性
色やデザインが派手なものは好ましくありません。
また、髪色があまりにも明るすぎるのも面接官に悪印象を与えてしまいます。
髪型については、あまり顔が見えないようであると印象がよくないのでしっかりと顔が見えるようにしましょう。
全体的に明るすぎず、暗すぎず、自然な色の服を選びましょう。
女性
女性も男性同様あまり派手な洋服は好まれません。また、過ぎた化粧やアクセサリーも印象を下げてしまいます。
アクセサリーをつける場合は目立ちにくいものや小さく、落ち着いたものを選びましょう。
長期インターンの選考でスーツを着用しなければいけない場合
企業ごとに異なりますが、インターンシップであったとしても、職種によってはスーツを着用する方が好ましいと考える企業もあります。
また業界自体基本的にスーツ着用と考えている場合もあります。
〜職種編〜
・営業
エンジニアなど会社内での業務が多い職種とは違い、営業職は、社外にでて企業の取引先やお客様と直接関わり、接点を持ちます。
そこで社会のマナーとして相手に失礼がないようにというスーツ着用が義務付けられることもあります。
面接時も入社後のことを考え、リクルートスーツで行くことが無難です。
〜業界編〜
・金融業界
金融業界では長期インターンシップではスーツの着用が義務付けられている可能性が高い傾向にあります。その他に、広告代理店や人材系もスーツが好まれる場合が多いようです。
まずスーツですが、黒もしくは濃紺の無地のリクルートスーツがいいでしょう。
女性の場合のスカート丈ですが、基本的には膝頭にかかる程度が好ましいです。あまり短いスカート丈は敬遠されます。
ワイシャツはオーソドックスなもので、なるべく派手なものは避けた方が無難です。白色の無地のものが良いでしょう。
半袖や色つきのものは避けましょう。ワイシャツはシワがより易いので、面接の前にはアイロンをかけておきましょう。
ネクタイはデザインがシンプルでおちついた色のもの、カバンはビジネス用のものを使いましょう。
靴は男性はローファー、女性は落ち着いた色のプレーンなパンプスが良いでしょう。
ヒールは高すぎないものがよく、3cmから5cmぐらいのものを選びましょう。ヒールに履きなれていない人はローファーでも構いません。
シワや汚れが目立っているだけで印象が下がることもあるため、面接などの前には細かく鏡でチェックすることも大切です。
企業ごとに異なりますが、女性はオフィスカジュアルでも問題ないことが多いです。
最後に
いかがでしたでしょうか、
まだまだインターンについて分からないこともあると思うので、
以下の記事も参考にしてみてください。
JEEKではプロのキャリアコンサルタントにいつでも相談できます!
インターンだけではなくても就職活動の相談などもお気軽にどうぞ!
