今回は、「お金を稼ぎながら成長できる」という『株式会社富士誇』にお邪魔して、インターン生として活躍している中元さんにインターンでやっていること、やりがい、給与などについてお話をうかがってきました!
二度の留学とコンサルタント会社でのインターン
ーまず、中元さんご自身のことについて教えていただきたいのですが、お名前と所属の大学、今のインターンをする前は何をされていたかを教えてください。
早稲田大学商学部の5年生です。大学ではゼミは入っていません。在学中3年の時に香港に、4年の時に上海に留学をしました。
あと、留学の合間を塗って、今とは全然違うコンサルティング会社で、上司の下についてアナリストとして仕事をしていました。
留学に行こうと思ったきっかけは悔しさですね。私は大学2年生から英語の勉強をし始めて、英会話サークルに入ったのですが、英語で議論をしていたら、向こうの優秀な学生と全く議論にならない、と気づいて。それで悔しいな、と思い、留学しようと思うようになりました。
その結果、語学力もそうなんですが、優秀な方と議論をさせていただくという機会が数多くあり、こういう視点で物事を見る人がいるんだなあ、ということを学べたのもいい経験でしたね。
ーそうだったんですね。なぜ、コンサルティング会社でのインターンをやめて今のインターンをはじめたんですか?
以前のインターン先ではコンサルタントとして必要な論理的思考力やフレームワークなどを学んでいたのですが。
自分の中でこれ以上この会社で学べることはもうないと感じてやめることを決意したんです。
そして次は頭を使うっていう感じの仕事よりビジネスを経験してみたいと思っていました。
そんな中富士誇の求人を見て、事業企画とかそういうのがあったのでやってみたいと思い、応募しました。
(※株式会社富士誇では現在は事業企画は募集しておりません)
また、人から何かを振られて仕事をすることより、自分で何かを作ってみたいと思ったというのもあります。
※現在ではインターン生はキャリアアドバイザー、募集などを経て、昇格という形で企画に携わりますが、中元さんは過去にインターンをしたという経験があったため、特殊なルートで入社し、企画の分野でも活躍していらっしゃいます。
「悔しい経験」が今の自分を生み出した
ーお話を伺っていて、大学生にしてすごくしっかりした考えをお持ちだなと思ったんですけど、いつ頃からそういった考えをお持ちになったんですか?
大学3年生の夏ぐらいからですね。
ある短期インターンに参加したのがきっかけです。プロジェクトみたいな感じで3日間グループワークをしたんですけど、そのグループの人たちが本当に頭のいい人たちで、私はその時全くついていけなくて。
なんとかしなきゃ。って思ったのがきっかけです。
その3日間がその後の生活を変えるきっかけになりました。
実際の業務内容と、身につくスキル
ー今、富士誇ではどのような業務を任されているんですか?
通常の業務のメインは2種類あって、一つ目は、キャリアアドバイザー業務というものです。
これは、求職者の方々に対して、勤務地・年収・仕事内容の希望条件を聞いて、いい企業紹介をしていく仕事です。そのまま面接のフォローまでしていきます。
もう一つは、募集業務です。
弊社が何をどう頑張っても、求職者の方がいなければと人材業は成り立ちません。弊社で扱っているサイトの運営であったりとか、サイトを利用した求職者のスカウトなどが仕事内容です。いわゆるウェブマーケティングを行う仕事です。
ーまず、キャリアアドバイザーの方はどのような力が身につくんですか?
キャリアアドバイザーは、かなり多くの求職者の方に電話で応対をします。
実際に求職者の方の中には、「朝ごはんどうやって食べていこう」と思っている方もいれば、「転職をして次のステップをふみたい」という、キャリアに対して前向きな方もいます。
かなりいろんな方とお話する機会があるんですけど、電話であったとしてもお客様はこちら側が本気でぶつかっていなければすぐにわかります。
なので、私たち自身かなり本気でキャリアについて考えるんですよね。
家に帰っても「あの人どうするんだろう」とか「あの人に最適のキャリアってなんだろう」とか考えています。
そんな感じで、他人のキャリアについて考えていると、「自分のキャリア」も否が応でも考えざるをえなくなります。
「自分はどういうものがあっているんだろう」とか、「自分の適職はどういうものなんだろう」ということを考える能力が自然に身につきますね。
あとインターンをされる学生って文系の方の方が多いと思うんですけど、エンジニアが何をしていて何を考えているのかってなかなかわからないじゃないですか。
でも社会が回っていく中で絶対理系って必要で、文系だけではダメなんですよね。
そういう意味では理系のノウハウっていうのをすごく学べると言うか、理系についての知識について深く知ることができるっていうのがうちの会社の特徴かなと思います。
ー募集の方はどうですか?
まず、募集の仕事内容は、たくさんの求職者の方に登録して貰えるようWEB広告のマネジメントを行うことです。
具体的には、各種WEBサイトに当社の求人広告を掲載、また提携WEBサイトの会員へ当社の案内をしています。
さらに様々な数値情報の管理、 統計を用いた効果改善策の検討などの業務まで行っています。
募集の仕事をすることによって、マーケティングの知識や顧客ニーズを考える力が身につくと思います。
ウェブマーケティングっていろいろなものを包括している言葉だと思うんですけど、その中でも特に「求職者の方をどうやって集めるか」というのは常に考えなければいけません。
求職者がいなければ、せっかくいいものを提供していても仕事になりませんし、意味がありませんよね。なので常に求職者が求めるものはなんなのかを考えるようになりますし、その力が身につきます。
あと、「スカウト数」といって、募集業務でスカウトすることができた求職者の数が毎日見えるんですけど、どういう言葉がもっとも響くのか、ということを常々考えながら仕事をしています。
あとは双方にも言えることなんですけど、電話応対など基本的にすべての社会人基礎力を学ぶことができるので、社会に出た時には相当有利になるんじゃないかなと思います。
ここまでは現在募集している職種なんですが、現在私は新規事業に携わっています。新規事業のイメージって、華やかで、学生の方がわちゃわちゃ話している、みたいなイメージがあると思うんですけど、半分くらいは市場調査とか、顧客ニーズがどういうところにあるかの調査がメインになっています。
それで、そのあとその調査結果を元に、法律的観点や収益性の面で可能かなどを調査して、事業計画書を作っていきます。実際に何個か新規事業を立ち上げましたが、その事業が生き残ったり倒れたり、という感じですね。
うちの場合は営業まで新規事業の立ち上げチームがやってりますし、黒字化するまでのすべてに携わるっていう感じです。営業、マーケティング、企画のすべてを経験できます。
ーインターン生なのにかなり大きな仕事を任されているんですね!
その中でも、中元さんが携わった仕事で、ご自身のキャリアアップにもっともインパクトを与えたものはなんですか?
自分が一番よかったな、と思った経験は、やはり新規事業に携わったことですね。新規事業って答えがないんですよ。そんななか、自分でやり方とか話す内容とかを常に新しく変えていく必要がある。常に考える機会を得られるので、それはよかったなと思っています。
そうなんですね。
全体的にはインターンを始める前とあとでどんなところが成長できたと思いますか?
コンサルティングのときも今の仕事でも、現状に疑いの目を持って、じゃあどうするかっていうのを自分の中でしっかり考えることができるようになったかなと思います。
それが一番の成長ですかね。
月24万円、インターンで稼ぐ?!
ーここで、本題でもある給与の話に移っていきます。
実際にインターンとして働く中で、月々いくらもらっているんですか?
平均17万円くらいですね。もっとも多かった時は24万円です。
学期中は15万円くらいですね。でもコンスタントに月に10万はいきます。
ーなんなら普通にアルバイトするより多くもらっていますよね・・・!
でもそんなにもらえるっていうことはかなり仕事に入らなくちゃいけないんじゃないですか?
シフトの強制とかは絶対ないです。もちろん働いてくれればくれるほど会社としては嬉しいんですけど、最低でも週10時間働ければ大丈夫です。
もちろん最初から、週10時間しか入れません、という学生さんは厳しいんですけど、就活生ってやっぱり忙しいじゃないですか。
なので、2年生の暇な時に働いてもらって、就活の忙しい時は個人の可能日に働いてもらっています。終わったあとはまたしっかり働いてくれれば、というスタンスです。
ー就活や定期テストの時期のシフトの融通が効くということですね!大学生にとっては最適の労働環境ですね。
働きたい学生はどれだけ働いてもいいので、そういうやる気のある人はこう(私みたいに)なるっていう(笑)
でも私も海外インターンで丸々1ヶ月いないみたいなこともありました。あの時は迷惑をかけましたね(笑)
ーちなみに給与体系って、時給制ですよね?
ベースは時給制で、それプラスαでインセンティブがあるみたいな感じですね。
インセンティブは売上に比例しています。100万円以上売上げたら◯円アップ、200万円以上だと△円アップ、みたいな感じです。
あと勤務時間でも変わって、100時間以上働いたら時給100円アップになります。
あとはリーダー手当といって、役職につくと100円アップ、とかもあります。
なのでインセンティブの機会がとても多いです。
もちろん簡単なノルマではないんですけど、2、3ヶ月働いたらだいたいみんな達成していますね。
今一番多くもらっているインターン生は時給1950円らしいです。
みんな平均すると時給1450円くらいですね。月給は人にもよりますがだいたい10万弱ぐらいもらっています。
ー中元さんだけでなくみなさんそんなにもらっているんですね!うらやましいです(笑)
社長直々の7回の研修で圧倒的に成長!!
ー社員さんとはどういう関係性なんですか?
気軽に喋れますよ。社内にはお菓子売り場もあるのでそこで居合わせた時は雑談もします。
この間は、10周年記念ということもあって、懇親会みたいな感じで社員さんと一緒にコントもやりました(笑)
ーコントですか?!
はい。なので、かなり遊び心のある会社だと思います。
仕事の時は、インターン生が非常に多い会社なので、他のインターン生の方が社員さんより知っている業務もあるくらいです。
社員さんは基本的につきっきりで教えるという感じではないんですけど、後ろで見守ってくれているイメージです。
もちろん入社してすぐは研修があります。でもその研修が普通の会社とうちの違いだと思います。入社後すぐ、社長自らインターン生に7回も研修をしてくれるんです。しかも1回1回が短いものじゃなくて、しっかり教えてもらえます。
「人材業界とは」みたいな基本的なところから始まって、ITスキルの具体的なものまで、最終的には社長がなぜ起業したかという熱い話まで聞けるんですよ。
で、そこからチームリーダーに引き渡されて教育を受けて、その人がまた次のリーダーになっていく。というサイクルになっています。
ー研修7回ってすごい面倒見がいいですね!!
インターン生同士も高め合える!
ーインターン生の男女の比率はどれくらいなんですか?
5:5くらいですかね。
うちは女性は多い方だと思います。
この業務は男性の方が多い、ということもなく男女関係なく働いています。
ー先ほど、インターン生が多いと話されていましたが、どのくらいいらっしゃるんですか?
就活で忙しい人たちを入れたら30人ぐらいですね。
学年は2〜4年生までバランスよくいます。
今は1年生はあまりいないんですけど。
他のインターン生とは割と仲が良くて飲み会とかもいきます。そのなかで仲良くなっていく感じですね。
一応チームに分かれているんで、新規事業部は新規事業部でたくさんご飯にもいきます。この前も後輩に焼肉おごってあげたんですよ。基本的に仲良くやっています。
あと、ただ仲がいいだけじゃなくて、刺激も受けあっています。インターン生の中でも、かなり有能な人がいて、エクセルとかの技術がすごいんですよ。で、どうしたらこういう風になれるのかな、とか思いながらいつも働いています。
あと、インターン生だけでビジネスコンテストにも参加しました。
私は2回くらい参加したんですけど。そういう意味でも、意識の高い学生が集まっているな、と感じます。
ビジネスコンテストには一人がやりたいって言って持ってきたものに賛同した人たちがどんどん集まっていく形です。3年生がやはり1番積極的に参加している印象があります。
ーインターン生同士で高め合える環境ということですよね!
素晴らしいです。
ー中元さんは入社当時からとても優秀だったようですが、技術的な面やマインド的な面で、どういった学生が多く集まるんですか?
みんなお金が好きですね(笑)
うちは結構時給を高めに出しているんですけど、学生でも社会人並みに働けるということで、成長しながらもお金を稼ぎたいという学生が集まっています。
意識の面で言うと、総じて高いです。
普通の子かなと思って喋ったら、◯◯学生団体の代表やっています。とか
みんな様々な面で「え、すごっ」みたいな経歴があるような気がします。
「とにかくやってみる」が大切!
ー中元さんは今後はどうされるんですか?
実は、4月から就職してITコンサルで営業をするんです。
営業は、今やっている仕事とも前のインターン先でやっていた仕事とも異なるんですけど。
就活時は、ITコンサルの営業はコンサルとあまり変わらないんじゃないか、という仮説を立てていて。それで受けてみたって感じです。実際がどうかはやってみないとわからない!と思っています(笑)
ーそうなんですね。これからが楽しみですね。
インターンの経験が就職にも役立つ!
ーズバリ、インターン生にとっての富士誇さんの魅力はなんですか?
学生が成長する場所がそろっていることです。
様々な人々と出会うことができる人材業界で、レベルの高いインターン生とともに
高時給×好待遇で就業体験できるなんて、ほかのインターンではないと思います。
その結果として、本年度のインターン生の就職実績も素晴らしいです。本年度だけで、伊藤忠とかインテリジェンスとかキーエンス、経産省、アクセンチュア、IBMに就職していきました。
また、先ほど社長が熱い人だという話をしましたが、インターン生の就活相談にも乗ってくれます。「お前はメーカーが向いている」みたいなことも言ってくれます。
社長自身人材業界で10年間働いてきた人なので、そういう人が直接言ってくれるのは魅力だとおもいます。
ー人材業界に精通した人から直々に話を聞けるのはすごいですね。
インターン=稼げない、は間違い!!
ー最後に、インターンを始めるか迷っている学生さんに対してメッセージをお願いします。
とりあえず、なんとなくやった方がいいなと思ったことはやってみてください。まずはやってみるのが大切だと思います。
あと、他の会社はわからないですけど、うちだとまちがいなく稼げるし成長できます。
いい会社にも入れるし、始めない理由がわからないです(笑)
ぜひお待ちしています!