理系の学生の方は、文系の学生と比較すると、研究や授業が忙しく、就職活動に時間を割くことが比較的困難です。
就職せずに研究を続けたり、就職する場合も研究室の推薦枠を利用するケースが多く、就職活動という特別な活動をする方は少ないかもしれません。
しかし、専門的な知識を持つ理系学生こそ、自身で主体的にキャリアを選択し、納得のいく就職をすべきです。
就職活動のための情報を入手したり、時間を確保することも困難。そんな理系学生におススメなのが、短期インターンです。そこで、今回は、理系学生におススメの短期インターンについて解説していきます。
インターンや就活に関して疑問や不安があれば、ぜひJEEK(ジーク)にご相談ください。
理系の短期インターンシップの特徴
1 理系学生限定の短期インターンがある!
理系学生のみなさんは文系学生と比べ課題や実験等に時間がとられ就活事前準備がなかなかできませんよね。
しかし就活に向けて、業界研究・企業研究は必須です。企業説明会・合同説明会・webサイト等で得られた情報だけでは、なかなか必要な情報は得られません。こんな疑問を持つ方も多いかと思います。
・専攻している知識が企業でどのように役立つのか?
・どの理系職に向いているのかまだ明確に決まらない
・文系職でも学校で学んだ理系の知識、技術が役に立てる仕事はあるのか?
この悩みを解決する方法があります。それは短期インターンです。
短期インターンでは、ネットで調べたり、見聞きしただけではわからない社内の雰囲気や、どのように働いているか知ることはできます。
特に本コラムでは、理系学生限定の短期インターンについて紹介していきます。
・技術職(メーカー業界、電気業界など)
模擬業務体験
社内、工場見学
・エンジニア職、デザイナー職(IT業界など)
数日間でWEB、アプリサービス開発
セキュリティー、システム移行
WEBデザイン
データ分析
社内見学
・金融業界
模擬業務体験
社内見学
・コンサル業界
模擬業務体験
企画提案
社内見学
※企業によって募集内容が違うのでよく確認してみてください。
なんで金融業界、コンサル業界の企業が理系を募集するのかと不思議に思うかもしれませんが、実は文系職で理系の人材を求めている企業はとても多いです。
それは、理系学生は実験や授業を通じて鍛えられた能力があるからです。例えば、以下のようなものがあげられます。
・数字に強い
・論理的思考が高い
・集中力が高い
・Excelなどパソコン操作に長けている
・仮説検証力
などがあげられます。
短期インターンは、優秀な学生を見つけ内定をだすことや、選考免除など企業に必要かどうか判断する場でもあります。
高いスキルを持った即戦力となりうる理系学生は、短期インターンにおいて優遇されることも多く、理系限定のインターンを開催する企業も多々あります。
もちろん理系限定インターンを利用する以外に、全学部対象の短期インターンに参加することもできます。
近年、理系学生も積極的に参加しています。なかには理系学生だが、自分は理系より文系職に興味があると思う方も少なくありません。
自分が理系だからと言って文系職に不利になることはありませんが、業界によっては必要最低限の意識が求められることがありますので、業界について研究することは必要です。
2 就活同様、推薦枠あり!
実は、理系学生の短期インターンには推薦枠が存在します。就職活動で、研究室の推薦枠を活用して、就職ができるように、学校側が推薦枠を有していて選考なしに短期インターンに参加できる場合があることです。
これは大企業からベンチャー企業まであります。その中でも特に多いのは電機メーカーや化学メーカーです。
ビジネスの世界には、科学や物理の知識が応用できることも多々あります。その中で理系学生というのはとても貴重な存在です。
これは短期インターンに限った話ではありませんが、就活でも専門知識、スキルというのは有利になります。
特に、近年、メーカー業界、IT業界の成長は著しく、それに応じ求めている人材も増えてきています。
電気系、化学系の学生はぜひ、メーカー業界やIT業界など理系職の短期インターンに参加することで今後の将来設定がしやすくなると思います。
理系学生が短期インターンに参加するメリット
1 就活で有利に!
短期インターンに参加するということは就活でとても有利になります。特に、理系学生専門のインターンに参加した学生は、就活時に最終面接まで選考をスキップ、なんてことも。
どの企業も選考をスキップできるわけではありませんが、なかにはそういったこともあるのです。
またそうでなくても、短期インターンに参加することで、面接でインターンの経験を踏まえた話ができるため選考において有利になります。
内定や選考をパスする以外にも短期インターンシップで経験したこと、企業についての深い理解度、業界について知ることができたなど知識面でもメリットがあります。
また、ES(エントリーシート)にそこでの経験談を書くこともできますし、そもそも短期インターンに参加するために書いたエントリーシートも経験として役に立ちます。
短期インターンをしないのとするとでは、経験値の差、情報量の差が出るといえるでしょう。
2 視野が広がる
普段の授業を受け、実験をしていく中でなかなか自分の適性を見つけることは難しいと思います。
今やってる授業、実験は具体的に今後何に役立つのか、自分の適性はなんなのかと疑問に感じることもあるのではないでしょうか。
しかし短期インターンを経験することは、自分の適性や可能性などをはじめとして、自分を見つめなおす良い機会になります。参加したことによって自分に合った業界が見つかるかもしれません。
今のままでは何かしっくりこない方、どうしてよいのかはっきりとわからない方は特に短期インターンをすることをお勧めします。
しかし参加する前に、業界について、業種についてなど研究する必要があります。調べる手段としてはJEEK(ジーク)のコラムに業種別、業界別の内容もありますので、参考にしてみてください。
その他にも合同説明会に参加することもお勧めします。
短期インターンをきっかけに大学院進学を辞退して、文系学生と同様に就活を行う学生も数多くいます。
もし相談があれば、JEEKのキャリアアドバイザーに是非相談してください。相談費は無料で行っています。
3 人脈が広がる
短期インターンは、人脈が広がるというメリットがあります。普段大学では、出会うことのできない優秀な学生に会うこともできます。
理系限定の短期インターンであれば同じ考えを持った人に出会える可能性もありますし、今後就活をする上で良き友にもなれます。
また全学部対象の短期インターンに参加すれば、自分とは全く異なるバックグラウンドを持った学生とも出会います。
人と出会うということは、お互いに良い刺激にもなれますし、違う考え方を共有することで、新たな発想も生まれます。
最後に
どうでしょうか、理系学生限定の短期インターンがあることや、短期インターンに参加することのメリットなどお分かりいただけたでしょうか。もちろん短気インターンに参加することは強制ではありませんが今後就活をするにあったって情報を入手できる機会でもあります。
JEEKでは、先ほどもお話に挙げたようにキャリアアドバイザーがいます。もし分からないことがあれば気軽にお聞きください。JEEKへの登録、相談は無料で行っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。