就職活動前にキャリアについて考える最良の機会である短期インターン。
「就活」となると3年生しか関係ないように思われますが、そんなことはありません。近年は、1・2年生(1・2回生)も参加することができ、多くの学生がその機会を活用しています。
当然、早くから短期インターンに参加するに越したことはありません。
そこで今回は、いつから短期インターンに挑戦するべきなのかを解説していきます。
3年生(3回生)は必ず参加すべき!
単刀直入に言いますが、就活を間近に控えた3年生は、短期インターンに「参加すべき」です。
以下でその理由を詳しく説明していきます。
①就活前哨戦
3年生で参加する短期インターンはいわば「就活前哨戦」です。
というのも、就活も大学受験と同じようなもので、事前の研究や準備が非常に大切になってくるのです。
3年生でまだ一度もインターンなどの就業体験をしていない人というのは、大学受験で例えると1年前のセンター試験模試を受けないのと同じことです。
では、短期インターンに参加することのメリットは何なのでしょうか。
メリットは大きく2つあります。
⑴業界・企業研究を早めにできる。
1つ目は業界・企業研究を早めにできるということです。
ところで、業界・企業研究は、就活においてもっとも大切なことのひとつなのですが、意外にも軽視している学生が多いように思います。
それは業界や企業を調べることのメリットが認知されていないからではないでしょうか。
まず、業界や企業を知ることによって、視野が広がります。
「こんな業界があるんだ」「こんな働き方もできるんだ」といった発見は自分の固定観念を変えることもあります。
それにより、自分にとって最適のキャリア選択をできるようになります。
例えば、コンサル業界しか知らない学生と10個の業界を知っている学生がいたとします。彼らは2人とも志望する就職先をコンサル業界にしました。
結果として2人とも同じ業界を選びましたが、10個の業界からコンサル業界を選んだ学生は「コンサル業界”が”いい」という選択の仕方をしています。
一方、コンサル業界しか知らない学生は「コンサル業界”で”いい」という決め方になります。
この違いは一目瞭然だと思います。
こういったキャリア選択は就活においても役立ちますが、それよりも就職をした”後”に効果を発揮するのです。
1つしか業界を知らずに就職した学生は、就職した後に、他の業界のほうが向いていることを知ったり、本当に自分がやりたいことは違うことだったと気づくかもしれません。
そういったことを防ぐためにも、業界・企業研究をしっかりして最適なキャリア選択をしてほしいと思います。
⑵就活に直結。
メリットの2つ目は、就活に直結するということです。
短期インターンに参加するためにはエントリーシート(ES)を書いたり、面接を突破しなくてはなりません。それは就職活動でも同じです。
就活の前にESや面接の経験をしておけば、他の就活生と大きく差をつけることができます。
また、短期インターンで活躍すると、就活の際に選考が免除になったり内定が決まることもあります。
短期インターンは採用活動をメインにしているところが多いため、このようなことが起こるのです。
就活に直結する良いチャンスですので、3年生は参加することを強くお勧めします。
②就活仲間ができる
3年生で短期インターンをはじめることのメリットの2つ目は、就活仲間ができるということです。
短期インターンに参加する学生というのは、総じて意識が高く将来のことを考えて行動している学生であるといえます。
こういった学生は就活についての知識量も多いため、就活時の情報交換もできます。
「就活は情報戦」とはよく言われますよね。短期インターンでお互いに高め合える良い仲間を見つけると、その後の就活も少し楽になるかもしれません。
③時間的余裕もでてくる
3年生になると、大学の授業やサークルも落ち着き、時間的な余裕が出てきます。
1,2年生の時に忙しくてインターンをできなかったという方も、大学・サークル以外の活動に注力できるようになります。
少し余裕が出てくる3年生には、インターンを経験しておきましょう。
就活に有利?!3年生が参加すべき短期インターンのコラムはこちら
1・2年生(1・2回生)も参加するほうがベター
3年生が短期インターンに挑戦すべきなのはおわかりいただけたかと思います。しかし、1・2年生(1・2回生)はどうなのでしょうか。
結論から言うと、「1・2年生も参加したほうが良い」でしょう。
今からその理由を見ていきましょう。
①2年生(2回生)
まず、2年生(2回生)ですが、他の人より1年早く経験できるメリットは大きいです。
1年間かけてじっくりと就職活動の準備ができるようになるほか、短期インターンで出会った1学年上の学生の就活の様子を見ることができます。
そこで学んだことを次の年に自分の就活で活かすことができますし、就活に成功した仲間のアドバイスを受けることもできます。
②1年生(1回生)
1年生(1回生)は、「1年生でもうインターンに挑戦している」という意識自体が評価されます。
また、3年生の参加が多い短期インターンに参加することによって、「自分は2年後にはこういう考え方ができるようになっていなければいけない」というような、2年後のゴールや目標を確認できます。
さらに1年生は、そのゴールに到達するためにいろいろな挑戦の選択肢が残されています。
短期インターンに参加することで、その後にどんな活動をすべきかが、自分なりに見えてくるのではないでしょうか。
今説明したように、1,2年生も「参加したほうがベター」といえます。しかし、大学生活をずっとインターンに捧げる必要は必ずしもないと思います。
自分が本当にやりたいことは何なのか、しっかり考えて挑戦するようにしましょう。
最後に
一般的に「短期インターンは就活の前に参加するもの」だと思われていますが、決してそれだけのためではありません。
3年生はもちろん、1,2年生で参加することによって自分の考え方や行動が変わっていくことも大いにあります。
とはいえ、短期インターンは3年生向けに開催されることも多いのが現状です。
1・2年生は短期インターンに挑戦するのもいいですが、むしろ長期インターンでじっくりと実力を養う時期でもあります。
短期インターンと長期インターンの双方を比較検討したうえで、自分がどちらに参加するべきか考えてみましょう。
反対に3年生は、必ず参加しましょう。
就活のテキストを買うよりも、短期インターンに参加して実際の声を聞き、自分に合っている仕事なのかを判断するほうが、信憑性のある自己分析・企業選びもできるようになるのではないでしょうか。
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