夏には、動き出しの早い学生はサマーインターンに参加し、徐々に就活への準備を進めます。しかし、サークルなどで忙しくて、サマーインターンは参加できなかったという方も例年多いです。
そんな方のために、秋にもオータムインターンが開催されます。サークルや授業が落ち着いた秋から、インターンに参加する方は非常に多いです。
そこで、今回はオータムインターンについて解説していきます。
オータムインターンを詳しく知ろう
①特徴
ベンチャー企業中心
夏休みに動く学生が多いのも相まって、サマーインターンに力を入れる企業が多いのが一般的です。そのため、サマーインターンは大手からベンチャー企業まで、幅広い企業が募集します。
しかし、秋はベンチャー企業が中心になります。夏は大手でインターンを経験した人が秋になってベンチャーでインターンをすることも多々あり、優秀な学生が多く集まるような印象を受けます。
選考が比較的楽!
サマーインターンでは、人気のある企業のインターンは倍率が1000倍を超えることもあります。
しかしオータムインターンではそこまで倍率は高くありません。
というのも、オータムインターンの選考時期はサマーインターンの時期〜9月中旬。
企業の採用担当も多忙な中、オータムインターン参加者を選考するため、選考プロセスが比較用容易になるのです。
しかし、決して簡単に選考を突破できるわけではありません。
サマーインターンの経験者が参加することも多いため、採用プロセスが易しくなっても参加者のレベル自体は上がるためです。
就活に直結
短期インターンは基本的に就活に直結することが多いのですが、就活本番の3月に近くに連れて、学生の囲い込みが強くなります。
そのため、場合によっては夏よりも内定が出やすいと言えるかもしれません。
秋にインターンに参加し、その後も継続的に企業とコンタクトを取り続けて最終的に内定をいただくというケースもあります。
夏に開いた差を埋める
サマーインターン参加者の中には、夏の間に急成長を遂げる学生がいます。
様々な経験をし、考え方やスキルの面で成長を遂げた学生との差を埋めるなら、秋が最後のチャンスと言えるかもしれません。
というのも、ウィンターインターンの時期になると就活まで時間がなく、テストに追われているうちに就活スタートになってしまうのです。
そのため、夏のインターンに参加できなかった学生は、秋のインターンに挑戦して、自分のことを表現する力や自分の言葉で伝える力などを伸ばしていく必要があります。
オータムインターンの時期は
ここまで、オータムインターンがどのようなもので、どうして参加すると良いのかを説明してきました。
次に、オータムインターンに参加するためにはどうすれば良いのかを紹介します。
応募
オータムインターンの応募は夏休み中に行われます。具体的にいうとサマーインターンの時期から9月中旬にかけて募集します。
そのため、サマーインターン参加者は、並行してオータムインターンの選考にも取り組まなければなりません。
サマーインターンに参加できなかった学生も、次はすぐオータムインターンの募集が始まります。
自分が興味のある企業はいつから募集を始めるのか、しっかりアンテナを張って調べておくことが大切です。
「気づいたら期限を過ぎてしまっていた・・・」なんてことがないように、インターンに参加してみたい企業の募集開始日と締め切り日、面接日などは手帳やカレンダーにメモしておきましょう。
選考
選考は、応募が完了した人から案内が開始します。多くの場合は9月中に行われ、ES(エントリーシート)と数回の面接で選考が行われます。
参加者のレベルが比較的高いオータムインターンの面接を突破できるように、面接で聞かれそうなことはあらかじめ準備しておくと良いでしょう。
・なぜうちの企業でインターンをしたいのですか?(志望動機)
・学生時代頑張ったことは何ですか?
などは定番の質問です。
こういった質問には聞かれたらすぐに答えられるようにしておくと良いです。
また、選考の期間になると、多くの大学で授業が始まっており、選考と授業を両立する必要があるので、スケジュールには十分注意しましょう。
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インターン本番
オータムインターンは、9月中旬から10月末頃に開催されます。
もちろんこの頃は大学も始まっています。
土日で開催されることもありますが、平日に開催する企業も多数あります。その間は授業に出席することができないため、事前に準備をしておく必要があります。
また、インターンに参加することが決まったら、その経験を最大限に成長につなげましょう。
その際に大切なことは
・積極的な姿勢
・素直さ
・自分で考える
ということです。
・積極的な姿勢
せっかく参加させてもらえるのですから、消極的な態度ではなく積極的に行動しましょう。
どんどん発言をしたり、自ら仕事を求めるなど、できることはいくらでもあるはずです。仮にオータムインターンに参加できたとしても必ずしも選考に有利に働くわけではありません。
消極的な印象を与えると、かえって不利になってしまいかねません。
・素直さ
オータムインターンを開催する企業はベンチャーが多いという話をしましたが、企業は「即戦力」で働いてくれる学生を求めています。
そのため、素直で吸収が早い学生というのは、もしもスキルが未熟でも「この学生はすぐに成長するだろう」と思ってもらいやすいのです。
・自分で考える
インターンだからといって、与えられた仕事だけをただこなすのではだめです。
指摘されたことに対して自分で考え、改善できるところをみせましょう。
また、企業は「大学生ならではの考え」を求めています。自分の意見を臆することなく言えると良いでしょう。
最後に
いかがでしたか?
オータムインターンについて少しでも知識を深めていただけたでしょうか。
オータムインターンはそこまで認知度は高くありませんが、学生にとってはとても良い機会です。
サマーインターンに行けなかったという学生も、自分の納得するキャリア選択をできるように、就活の前までに、できることはないか考えましょう。
この記事を読んでオータムインターンがあるということを知った方もいるかもしれません。
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