短期インターンは、近年は多くの企業で開催されるようになりました。スキルや経験を積むことを目的とした長期インターンとは異なり、短期インターンは就職活動の一環としての意味合いが強いです。
そのため、短期インターンの参加対象は、多くの場合3年生(3回生)です。しかし、学年不問で1・2年生でも参加が可能な短期インターンも存在します。
そこで今回は、1・2年生(1・2回生)が参加できる短期インターンについて解説していきます。
1・2年生(1・2回生)が参加できる短期インターンは?
①3日間以上の短期インターン
短期と一言でいっても、インターンシップの期間にはばらつきがあります。短いものは1日で終わり、1〜2週間週間で終わるものから1ヶ月ほどかかるものまであります。
おすすめなのは期間が3日間以上の短期インターンです。1~2日間インターンは1~2日間といった短期間で企業や業界のイメージを掴むことができる反面、会社説明会や講演会のようなものが多く、就活生(3回生)を対象としていることが多いです。
また、行きたい企業の業務内容を詳しく知りたいと考えている学生にはおすすめできません。他に、このような短期のインターンでは募集人数がかなり多く、そこに務める方となかなか直接話す機会が得られず、学生同士の交流もどうしても乏しくなりがちです。
3~7日の短期インターンでは、複数の学生でプロジェクトチームを組んでグループワーク等を行うような、ワークショップ型のインターンを行うことが多いです。
GD(グループディスカッション)をするようなインターンもあります。このようなインターンでは、インターン先の社員の方から、フィードバックをもらえたり、プロジェクトの成果を発表したりプロジェクトの成果を発表したりできます。
こういったインターンには優秀な学生を育成するという目的があるため、学年不問である場合が多いです。
②ベンチャー企業の短期インターン
ベンチャーインターンとはその名前の通り、ベンチャー企業にインターンシップをすることです。ベンチャー企業は、企業の認知度を向上させるために短期インターンを開催する場合が多いです。
そのため、3年生だけでなく、1・2年生も参加できることがあります。ベンチャー企業といっても、業務内容は幅広く、携わることのできる仕事の種類も多岐にわたっています。
また、ベンチャー企業はまだ小規模である場合が多いため、営業、企画、マーケティング、エンジニア、事務、といったように多岐に渡った職種を体験できることもあり、自分の適性を知りたいという人にはうってつけの場所であります。
実際にさまざまな職種に挑戦してみると、理想や想像と異なっていることもあり、早い段階から自分の向き不向きを知ることができるので、本格的な就職活動が始まった際にはかなりの強みになると思います。
また、ベンチャー企業は社員の人数が少ないこともあって、普段話すことのできないような社会人とも関わることができる機会が多く、様々な知識を吸収することができ、また予期せぬ出会いがある可能性もあります。
1・2年生(1・2回生)の短期インターン参加のメリット
①1~2年早く選考を経験できる
インターンでは様々な人が参加し、自分の実力の程度や、自分の理想とのギャップを知ることができます。
インターンに参加することで、3年生になったとき、または就職活動が始まる時までに自分がどのレベルまでに達していればいいのかが分かり、対策が立てやすくなります。
1、2年生からインターンを始めている人はそう多くないため、就職活動時に大きなアドバンテージになります。
②興味のない業界でも積極的に参加できる
就職活動が本格的に始まると、時間的な制約から数社しかインターンに参加できないものですが、比較的時間に余裕がある1・2年生の間は、興味のない業界でも参加することができます。
就職活動を始める前に知っている企業というのは、自分で思っているよりも少ないものです。大手の有名企業や、自分の身の回りにあるサービスに関する企業や、興味のある分野以外にも様々な職種、業界が存在します。
短期インターンの機会を活用すれば、早い段階から視野を広げることができます。インターンというのは、自分が何に向いているかを知る機会でもあるので、興味がないと切り捨ててしまうと、自分の可能性を狭めてしまうことになります。
思いもしなかったような業界で自分のやりたいことが見つかることもあるので、柔軟に応募し、志望業界の受け皿を増やすことで選択肢を広げたほうがよいでしょう。
1・2年生(1・2回生)が短期インターン位参加する際の注意点
①参加が目的にならないように
短期インターンに参加するだけでは意味がなく、しっかりとした目的意識をもつことが大切です。スキルを身に付けたい、社会経験を積みたい、どんな企業や職種が自分に向いているのか適正を知りたい、などさまざまな動機があると思います。
インターンをやろうと思い立ったきっかけを思い出し、動機を明確にすると、短期のインターンであっても充実し、後々就職活動に役立つ経験を積むことができます。
また、企業によってはインターンに参加できる確率がとても低いこともあります。難関のインターンを志望するときなどに、しっかりと面接の受け答えをするためにも志望動機をはっきりさせておく必要があります。
②1・2年時は短期インターンよりも長期インターンがおススメ
短期インターンでは自分の実力を確かめることができる場です。ですが基本的には就活生などをターゲットにしているため、実践的な仕事を任されるまでにはいかず、業種や職種説明の段階で終わってしまうことが多いです。
業界研究には十分ですが、まだ1、2年生の間はインプットを増やす意味でもスキルを磨いたほうがいいと思われます。
一方で、長期インターンは自分の実力を高める場所なので、実務経験を積むことができます。特にベンチャー企業などでは、能力次第で早い段階から重要な業務を任せてもらえることが多いです。
インターン生であっても活躍できる場面があり、実践的な仕事をこなすことで、技術力を格段に向上させることができます。
また、社員の人数が少なく、規模も大きすぎないので、企業の仕組みや、会社の運営方法を間近で見ることができます。
また長期インターンのほうが、社員の方とも長く関われることもあって、深い人脈を作ることができたり、直接ノウハウを指導してもらえたりする可能性もあります。
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